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秘密基地?

[121]  莉緒  2009-08-03投稿
「旨かった〜ごちそうさま」

パスタを食べ終えた朋哉はタバコに火をつけた


優里亜はそれを待っていたかのように立ち上がる



「後片付け、してくる」
「俺も手伝うよ」
「ううん。仕事で疲れてるでしょ。ゆっくり休んでて」



そういってリビングを後にした



優里亜は沈黙が怖かった




朋哉のがっしりとした腕
指の感触
香水とタバコの香り


全てが鮮明に思い出される


洗い物をしながら
全身に電流が流れるような感覚を
優里亜は覚えた




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