携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 【お兄ちゃん】 2

【お兄ちゃん】 2

[492]  椎名  2006-07-24投稿
お兄ちゃんがいないなら退屈だ。

そんな事を考えながら、ソファーに座りテレビを見ていた。







あれからどのくらい経ったのだろう。
奈緒が目を覚ますと、隣には兄の人尋がいた。

びっくりして急いで体を起こす。

人尋は奈緒を見た。


「お・・おにいちゃん、居たんだ」

兄が不思議そうな顔をして見ている。


「結構前から居たけど」

「そうなんだ・・」

兄は視線をテレビに移した。


奈緒はパジャマ姿だったので自分の部屋に戻り、着替えをした。






服を着替えて1階に降りた。

母がキッチンで朝ごはんを作っていた。
今日の朝はパンらしい。

奈緒は兄のいるリビングへ行き、ソファーに腰をおろした。


「お兄ちゃん、朝、パンだって」
どうでもいい話をしてみた。

兄はしばらくテレビを見ていた。

「ふーん」

返事はそれだけだった。


奈緒は兄の冷たい態度には慣れているけれど、やっぱり辛い。


「奈緒ーお皿持ってってー」

母が奈緒を呼ぶ声がした。
奈緒は急いでキッチンに向かった。

感想

感想はありません。

「 椎名 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス