【お兄ちゃん】 2
お兄ちゃんがいないなら退屈だ。
そんな事を考えながら、ソファーに座りテレビを見ていた。
あれからどのくらい経ったのだろう。
奈緒が目を覚ますと、隣には兄の人尋がいた。
びっくりして急いで体を起こす。
人尋は奈緒を見た。
「お・・おにいちゃん、居たんだ」
兄が不思議そうな顔をして見ている。
「結構前から居たけど」
「そうなんだ・・」
兄は視線をテレビに移した。
奈緒はパジャマ姿だったので自分の部屋に戻り、着替えをした。
服を着替えて1階に降りた。
母がキッチンで朝ごはんを作っていた。
今日の朝はパンらしい。
奈緒は兄のいるリビングへ行き、ソファーに腰をおろした。
「お兄ちゃん、朝、パンだって」
どうでもいい話をしてみた。
兄はしばらくテレビを見ていた。
「ふーん」
返事はそれだけだった。
奈緒は兄の冷たい態度には慣れているけれど、やっぱり辛い。
「奈緒ーお皿持ってってー」
母が奈緒を呼ぶ声がした。
奈緒は急いでキッチンに向かった。
そんな事を考えながら、ソファーに座りテレビを見ていた。
あれからどのくらい経ったのだろう。
奈緒が目を覚ますと、隣には兄の人尋がいた。
びっくりして急いで体を起こす。
人尋は奈緒を見た。
「お・・おにいちゃん、居たんだ」
兄が不思議そうな顔をして見ている。
「結構前から居たけど」
「そうなんだ・・」
兄は視線をテレビに移した。
奈緒はパジャマ姿だったので自分の部屋に戻り、着替えをした。
服を着替えて1階に降りた。
母がキッチンで朝ごはんを作っていた。
今日の朝はパンらしい。
奈緒は兄のいるリビングへ行き、ソファーに腰をおろした。
「お兄ちゃん、朝、パンだって」
どうでもいい話をしてみた。
兄はしばらくテレビを見ていた。
「ふーん」
返事はそれだけだった。
奈緒は兄の冷たい態度には慣れているけれど、やっぱり辛い。
「奈緒ーお皿持ってってー」
母が奈緒を呼ぶ声がした。
奈緒は急いでキッチンに向かった。
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