僕のために
「安心させて」
一言残して君は
涙を流して立ち去った
僕は呆然と立ち尽くす
君の事好きだよ
その長い髪も白い肌も
笑顔も泣き顔でさえも
愛しくてたまらないのに
「私の事好き?」
僕はいつも黙って頷き
君を抱きしめる
きっと
君が思ってる以上に
僕は君の事を想ってるよ
「私も貴方の事…大好き」
そんなやり取りが日常で
僕は気がつかなかった
いつもいつも君から
「好き」を貰ってたのに
僕は…。
想ってるじゃダメなんだ
誰かが言ってた
「伝えよう」って
大切なら大切だと伝えよう
本当にごめん
そんな悲しい顔をさせて
明日会いに行くよ
ちゃんと声に出して言うよ
「愛してる」
言えるかな
君はどんな顔するかな?
笑顔でいて欲しいな
君の不安が晴れる様に
繰り返し言える僕でいたい
君のために頑張るよ
そして僕のために
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