ノンフィクションの愛の結末31
心の中学校は1学年7クラスという、中学校ながらわりとマンモス学校だったので、京都のホテルをひとつ貸し切った。そして2日目の朝、心は部屋のスピーカーから流れる先生の声で目を覚ました。
[起床の時間です。起床の時間です。起きなさい。]
{それが生徒に対する言い方?もっとマシな言い方ないわけ?}
心は半ば呆れムカつきながら起きた。そして、昨日の記憶が蘇った。
『あっ………昭幸…。』
思わず呟いてしまった昭幸の名前。しかし、親友である香澄が聞き逃すわけがなかった。
「心ちゃん…」
そう言って香澄は飛び付いてきた。
「今日はグループで自由行動だよ♪♪楽しもう?」
『うん、そうだね☆★』
心は嬉しかった。香澄が私の不安を消そうとしてくれていたその気持ちが嬉しかった。
『そういえば、今日は清水寺行くんだよね?もしかしたら昭幸に逢えるかも。今日は、昭幸たちが最終日で清水寺に行くから…。』
「心ちゃん…。」
しばらく沈黙が続いた。先に口を開いたのは香澄だった。
「大丈夫!!あんま考えるな。早く支度して行こ?」
『そうだね。ありがとう。行こっか!』
こうして一行はホテルを離れた。
続く…
[起床の時間です。起床の時間です。起きなさい。]
{それが生徒に対する言い方?もっとマシな言い方ないわけ?}
心は半ば呆れムカつきながら起きた。そして、昨日の記憶が蘇った。
『あっ………昭幸…。』
思わず呟いてしまった昭幸の名前。しかし、親友である香澄が聞き逃すわけがなかった。
「心ちゃん…」
そう言って香澄は飛び付いてきた。
「今日はグループで自由行動だよ♪♪楽しもう?」
『うん、そうだね☆★』
心は嬉しかった。香澄が私の不安を消そうとしてくれていたその気持ちが嬉しかった。
『そういえば、今日は清水寺行くんだよね?もしかしたら昭幸に逢えるかも。今日は、昭幸たちが最終日で清水寺に行くから…。』
「心ちゃん…。」
しばらく沈黙が続いた。先に口を開いたのは香澄だった。
「大丈夫!!あんま考えるな。早く支度して行こ?」
『そうだね。ありがとう。行こっか!』
こうして一行はホテルを離れた。
続く…
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