声なき歌 ?
私達は5人組のバンドをくんでいる。私と慎がギターで、祐希がドラム、そして唯さんがケンバンで、私の幼なじみの輝がヴォーカルだ。
私達は地元では有名なバンドだった。
今日もライブを終えみんなで飲みに来ている。
「今日も大成功だったな!次は来週の週末だっけ!?」
「日曜よ。忘れないでよね。」
「明日にでもやりたいよな!!」
こんな調子で浮かれていたこの時は、誰1人あんな事になるなんて思いもしなかった。
2週間後の水曜、輝のお母さんに連絡をもらい病院にかけつけた。
「輝っ、声もう出ないって本当なの!?」
私は輝の母親から喉の病気のため先週手術をしたと聞いた。
輝は前から喉に違和感を感じていて、先週病院で検査して腫瘍が見つかったらしい。
ひどい状態で急きょ手術を行ったそうだ。痛みがでるものではないので気付くのが遅くなったのだそうだ。
病室の輝は目が赤くなっていて少しやつれていた。・・・しかし、輝は私を見て微笑んだ。
その顔が私にはどことなく悲しそうに見えた。
私達は地元では有名なバンドだった。
今日もライブを終えみんなで飲みに来ている。
「今日も大成功だったな!次は来週の週末だっけ!?」
「日曜よ。忘れないでよね。」
「明日にでもやりたいよな!!」
こんな調子で浮かれていたこの時は、誰1人あんな事になるなんて思いもしなかった。
2週間後の水曜、輝のお母さんに連絡をもらい病院にかけつけた。
「輝っ、声もう出ないって本当なの!?」
私は輝の母親から喉の病気のため先週手術をしたと聞いた。
輝は前から喉に違和感を感じていて、先週病院で検査して腫瘍が見つかったらしい。
ひどい状態で急きょ手術を行ったそうだ。痛みがでるものではないので気付くのが遅くなったのだそうだ。
病室の輝は目が赤くなっていて少しやつれていた。・・・しかし、輝は私を見て微笑んだ。
その顔が私にはどことなく悲しそうに見えた。
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