携帯小説!(PC版)

wakening?

[414]  182  2006-07-25投稿
次の日           修介はいつものようにあくびをしながら学校に登校した。  教室に入ると真っ先に自分の席に座り、机にうつ伏せになった。  「あぁ〜、めんどくさ。授業さぼろう。」  修介はそうつぶやくと席をたち屋上に向かった。  屋上に出ると貯水タンクのそばに座り込んだ。  しばらく修介はうとうととしていた。するとどこからか声が聞こえてきた。  「ん?また由紀絡まれてんのかぁ?」  修介はあくびをしながら立ち上がり、声のするほうに歩いていった。  声のするほうへ行くと、男子生徒が携帯電話で何か話していた。  どこかで見た顔。正門に立っていたあの冷たい目をした男子生徒だった。  「あ〜、分かった。じゃあ夜8時にいつもの場所に『MK』を持っていく。…あ?…あぁ…、シンナーとかマリファナとかそんなんじゃないし。まぁ一度やってみろよ。やめられなくなるぞ。」  そういうと男子生徒は携帯電話をきった。  「『MK』?マリファナ?何だよこいつ…。」  修介は昨日の警官の話しを思い出していた。  男子生徒がこちらに向かってくる。 修介は気づかれないように貯水タンクのところに戻った。

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