バスターズ!・第四十六話「局長」
ドアをくぐると、そこはドーム型の広い部屋だった。青い天井にリアルな日本地図が、デジタルで表示されている。壮観な風景、龍一はそう思った。
「遅い。」
部屋の中央部の輪状の大きなデスク、その向こう側から声がした。
咲坂、それと立派な軍服を着た男が並んで立っているのが見える。
「まぁまぁ、急ぐほどのことでも無いだろう。咲坂君。」
軍服を着た男が、咲坂をなだめるように言った。
龍一とジョウは二人の前に小走りで近づくと、ジョウは「すんません」と咲坂に謝った。
その間、龍一は軍服を着た男をながめていた。
50代くらいだろうか、短髪の白髪と白い口髭を生やしたりりしい男・・・『ナイスミドル』とゆう言葉がよく似合う。
(誰だろう・・・?)
「はじめまして、藤堂龍一君。私が『ホーム』局長の本郷 岩十郎(ほんごう がんじゅうろう)だ。」
本郷はやさしく微笑み、悠然とした態度で手を出した。
「あっ、はい。」
つられて龍一も手を出し、二人は固い握手を交わした。
(局長・・・ここで一番偉い人か?)
「さて・・・咲坂君、宮ノ陣君。席を外してもらえるかね?」
「わかりました。」
「は〜い。」
本郷の言葉を受け、咲坂とジョウはドアへと歩きだした。
「じゃあまた後で〜・・・は、ムリか。」
(?)
ジョウは気になる言葉を残し、咲坂とブリーフィングルームを去っていった。
後には龍一と本郷のみが残され、龍一は少しだけ心細くなった。
「では龍一君、こちらに来てくれ。」
本郷はそう言うと、ジョウ達が出ていったドアとは逆側のドアに、ゆっくりと歩きだした。
「遅い。」
部屋の中央部の輪状の大きなデスク、その向こう側から声がした。
咲坂、それと立派な軍服を着た男が並んで立っているのが見える。
「まぁまぁ、急ぐほどのことでも無いだろう。咲坂君。」
軍服を着た男が、咲坂をなだめるように言った。
龍一とジョウは二人の前に小走りで近づくと、ジョウは「すんません」と咲坂に謝った。
その間、龍一は軍服を着た男をながめていた。
50代くらいだろうか、短髪の白髪と白い口髭を生やしたりりしい男・・・『ナイスミドル』とゆう言葉がよく似合う。
(誰だろう・・・?)
「はじめまして、藤堂龍一君。私が『ホーム』局長の本郷 岩十郎(ほんごう がんじゅうろう)だ。」
本郷はやさしく微笑み、悠然とした態度で手を出した。
「あっ、はい。」
つられて龍一も手を出し、二人は固い握手を交わした。
(局長・・・ここで一番偉い人か?)
「さて・・・咲坂君、宮ノ陣君。席を外してもらえるかね?」
「わかりました。」
「は〜い。」
本郷の言葉を受け、咲坂とジョウはドアへと歩きだした。
「じゃあまた後で〜・・・は、ムリか。」
(?)
ジョウは気になる言葉を残し、咲坂とブリーフィングルームを去っていった。
後には龍一と本郷のみが残され、龍一は少しだけ心細くなった。
「では龍一君、こちらに来てくれ。」
本郷はそう言うと、ジョウ達が出ていったドアとは逆側のドアに、ゆっくりと歩きだした。
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