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【God-Game】~神様のゲーム~ <03ゲーム目>

[377]  有朱  2006-07-26投稿
「・・ここは??・・クッ!!頭がわれそうだ。」
総司は起き上がり辺りを見渡した、見慣れない造りの家のベットの上。どこからか食べ物の匂いがしてくる。
「ここはどこだ!??」
「目を覚ましたかね??」
「!!!???誰だっ!?」
総司がドアの方を見ると、老人が立っていた。
「家のすぐ側の通りで倒れておったのじゃよ。」
「倒れていた!?」
「覚えておらんのか??」
「・・!!後二人いなかったか??」
「いや。おぬしだけじゃよ。」
「そうか。」
総司は立ち上がりドアを出た。
「待ちなさい!!まだ動ける体ではない!!」
老人は総司の腕を掴んだ。
「離せ無礼者!!我を誰だと思っている!!」
総司は老人の手を払い除けたが、頭痛が走り体が痺れて言うことを聞かず壁にもたれた。
「言わんこっちゃない。ベットに戻りなさい。」
「クソッ!!煩いっ!!!!」
総司は体を無理矢理動かして、玄関のドアを開けた。
「っ!!!???」
ドアを開けたとたん総司は何かにぶつかり、その勢いで壁にぶつかりその場に座りこんだ。
「くっ!!」
「あっ!!悪い!!・・病人は寝てろよ。」
「誰だキサマッ!!」
「人の家で誰だとは無いだろ。」
「煩いっ!!」
「たくっ!!あっ!!じいちゃん頼まれた物買って来たぜ!!」
「ああ、おかえり蛍(ほたる)。こっちに持って来てくれるかい??」
「分かった。」
蛍は左手に荷物を持ち、右手で総司を担いだ。
「!!??はっ離せっ!!無礼者!!」
「ちょっとはおとなしくしてろ。」
蛍はベットに総司をおろして、老人に荷物を渡した。老人は椅子に座り総司に話しかけた。
「おぬしの名は??」
「・・・。」
総司が黙っていると、蛍は総司を睨んだ。
「・・神咲 総司だ。」
「私は九重 龍光(くのう りゅうこう)とゆう。こっちが・・」
「泌ヶ谷 蛍(ひつがや ほたる)。」
「・・息子じゃないのか??」
「息子だよ。血は繋がっていないがのぅ。ほれ、食べなさい。」
龍光は器に粥を注ぎ総司に渡した。総司は無言で受取り粥を食べた。
「・・・。」

感想

  • 2671: 「〜〜〜。」会話文の中に句点はいりません。 [2011-01-16]
  • 2673: 2671です。会話文の中でなくて、最後でした。m(__)m [2011-01-16]

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