約束の時まで
ある雨の日。
スンチョリは知らぬ間に駅に来ていた。
「神戸行き指定席一枚。」
急いでホームに行きやっと電車に乗る。
ここまで全ての行動が無意識に起こしていたようであった。
席に座り一休みしようとした時にはもう、スンチョリは我に帰っていた。
あるものは財布と携帯、神戸行き切符だけだ。
スンチョリは何気なく携帯を見た。
午前10時13分、時間を確認した後、何故かメールボックスを覗いた。
受信メールは
リファのメールでいっぱいだ。
無力でごめんなあ
約束守れんかった
味方なんかじゃ
なかったな
ごめんなあ
これが最後のリファのメッセージだった。
ここまでたどり着くには
とてもとても長い道筋があったのである。
…
続きは後に掲載します。
スンチョリは知らぬ間に駅に来ていた。
「神戸行き指定席一枚。」
急いでホームに行きやっと電車に乗る。
ここまで全ての行動が無意識に起こしていたようであった。
席に座り一休みしようとした時にはもう、スンチョリは我に帰っていた。
あるものは財布と携帯、神戸行き切符だけだ。
スンチョリは何気なく携帯を見た。
午前10時13分、時間を確認した後、何故かメールボックスを覗いた。
受信メールは
リファのメールでいっぱいだ。
無力でごめんなあ
約束守れんかった
味方なんかじゃ
なかったな
ごめんなあ
これが最後のリファのメッセージだった。
ここまでたどり着くには
とてもとても長い道筋があったのである。
…
続きは後に掲載します。
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