携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 桜色〜キミに〜

桜色〜キミに〜

[110]  ?ミルク?  2009-08-18投稿
「は〜る〜か〜」

暖かい春
初めてのクラス
眩しい日が窓から溢れてくる。
ここが一番暖かい場所かもしれない。
そんな場所に私達はいた。
「なぁに?美咲」
教室にはまだ私と親友の白鳥美咲しか、居なかった。「このクラス、いい男いるかな!?」

興奮気味な美咲。
朝からそればかりだ。
「どうかな?」
やっぱり、中学生ともなるとそうゆうことに気がいくんだろうか。

その時の私は「男」というものに全く興味がなかった。
「彼」が現れるまでは。
ガラッ
勢いよく教室のドアが開いた。

「先客か…」
「彼」は消えてしまいそうな声でため息をつきながら、そう言った。

そして、ちらりと座席表をみた。が、その途端にがっかりしたようにこちらを見た。

(えっ…まさか…)
そう思った時…
ドサッ…
(やっぱり……)
私の隣の席に「彼」は座った。
「……よろしく…」

「………………」
(気まずい…)
「……よろしく」
(!!)
挨拶を返されただけなのに単純にうれしかった。
「なっ名前は……?」
「………赤下…総志……」
「私は渡部遥……よろしくね…??」
「遥、さっきもよろしくって言ったよ〜?」と美咲。

クスッ
微かに笑われた。

これが彼との初めての会話だった……。

感想

感想はありません。

「 ?ミルク? 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス