携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> School Life 〜中学の告白〜43

School Life 〜中学の告白〜43

[127]  詩音  2009-08-19投稿
鈴は柚希の事が大嫌いになった。

それからは柚希のクラスに行っても柚希のことは全く見なくなったし、柚希が自分のクラスに来るのでさえ、

(ウザい…。)

と思うようになっていた。


2日後。

(あー、もう嫌だ!!)

鈴は、家に帰るとそう思うなり、ベッドに突っ伏した。

(なんなんだよ…。最悪。)

何があったかと言うと、今日の休み時間に柚希が鈴の席に座っていたのだ。

理由は、鈴の前の席の、柚希と部活が同じ男子と話すためだったのだが、

(あいつ、あたしの席だと知ってて…。)

鈴はこれが気に食わなかったのだ。

[メール受信 平本流菜]

着信音が鳴っても、前みたいに携帯に飛びついたりはしない。

(あっ、平本。)

しかし、流菜の名前を目にした瞬間、鈴の表情は パッと 明るくなった。

[今日の昼休み、何かあった?]

ただそれだけ。

しかし、それは鈴にとっては それだけ というものではなかった。

(平本ってやっぱり優しいよなぁ。)

と思いながら、返信の文面を考える。

[実は、元カレがあたしの席に座ってて…]

そこから事件の詳細を書いた。

ちなみに、別れたことは学年中に知れ渡っている。

感想

感想はありません。

「 詩音 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス