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School Life 〜中学の告白〜44

[165]  詩音  2009-08-19投稿
「はぁ〜。」

鈴は部活が終わると、更衣室のイスに どかっ と座った。

「どうしたの?」

そんな鈴の隣に、同じバスケ部の同級生、細沢優(ほそざわゆう)が座ってきた。

「いや…。」

鈴はそう言って、立ち上がろうとした。

「鈴。」

名前を呼ばれた鈴は、立ち上がって振り向いた。

「もうちょっとあたしたちに心開いてくれても良いんじゃない?」

(…。)

言い返す言葉が見つからなかった。

事実、鈴は部活の同級生にはあまり心を開いていない。

というよりも、そういうことが苦手なのだ。

「ねぇ、鈴。」

「…何?」

「何悩んでるの?」

「!?」

(見透かされてたんだ。)

本人は気付いていないが、周りから見れば一目瞭然だ。

「わかった。だから、合宿まで待ってて。」

「うん。」

鈴は、合宿が少し楽しみなった。

中3は引退した後なので、キツいメニューはない。

やることは、主に下級生のコーチ。

(優の言うとおりだな。)

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