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†四季情メランコリー

[392]  2009-08-19投稿

絡み合う事情 笑顔も悲痛も混ざり交ざって 一つの箱の中
ガタンゴトン どこへ向かっている 繰り返す日々の中
幸せはどこからくる もう来ない そんな気がするのは気のせい?
思い出ばかりが綺麗に補修されて 前が見れないのは人の性

「がんばる。」そんなメモ書きを眺めて 時間は過ぎる
いつか 何かに気付けたら… 希望的観測 視界の隅

イヤホンから流れる歌は暗いメロディー 微かな希望がリアル
周りの視線が痛くて 空気を吸う回数 気にしてる
小心者が感じて 奏でる震えた心音 安らかに止まれ
暗いニュース流れる中 まだ生きている この身に幸あれ

「ごめんね。」そんな言葉が頭に張り付いた
足を止めてしまえば もう動かない 恐怖が沸き起こる

大切な物はいつも遠くて 駆け出す足さえ 擦り切れていく
届くと信じてる心は 時に負けそうになって
自分を追い詰めては泣いている

「愛されたい。」そう願う事は罪ではないはず
誰しもが持つイメージとは少し違っても
「生きていいよ。」ってその一言がほしい
例えば惨めなアヒルだとしても 此処で歌う

感想

  • 18476:悲観っぽく見えて実は前向き風味な詩ですね[2012-06-20]
  • 18585:前向きな詩 そうですね これは「生きる」話です。[2012-06-20]
  • 42169:楓さんの詩好きです[2012-06-20]

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