DRAGON LOVER 7
DRAGON LOVER 2章
「ハーン♪遊園地行こう♪」
勝手に家のドアを開けるエリンに、僕は立ち止まる。
「エリン…チャイムぐらい鳴らせ…。」
「あはっ♪そっか♪ごめんね♪」
素直な所は可愛い…。
僕は幼い頃の気持ちが段々とよみがえってきた。
僕は、エリンが愛しくなってきた。
「ねぇ、早く行こう♪」
人間界の生活にも慣れてきた頃、僕とエリンは徐々に小さな恋を育てて行った。
一方、ライアンはと言うと……………。
これまた厄介…。
人間の女と付き合い出した。
僕等の『掟』では、人間に恋をしてはならない。
ライアンはそれを承知で付き合っている。
仕方ない事だ。
ライアンにとって初めての『恋』だから…。
ドアを開け、手を繋いで歩き出すと、
「どっか行くのか?」
後ろからライアンの声。
「これから遊園地行くの♪ライアンも行く?」
「俺はパス。夜、奈々ちゃんと会うし…。」
照れながら答えるライアンが少し初々しく見えた。
「そっか、楽しんでこいよ。」
「そっちもな。」
手を振り、また歩き出す。
「ライアン嬉しそうだったね♪よかった〜」
エリンは上機嫌だ。
「なんでお前が喜ぶんだよ…。」
「だって、あたしがハーンの事取っちゃったでしょ?一人ぼっちは寂しいし…。」
「そうか?そんなもんかね…。」
「ハーンって以外と冷たいのね〜。」
そんな会話をしながら、遊園地へ。
僕は遊園地の意味も解らず来てしまった…。
「すげぇ…変な乗り物がいっぱい…。」
「ハーン…人間界の予習しなかったでしょ…?」
……図星……。
あれもこれもと、はしゃぐエリン。
無邪気なもんだ…。
「ハーン、アイス買って♪アイス♪」
あいすってなんだ…?
この世界は疑問だらけ…。
「わかったから、ちょっと落ち着けよ。」
「は〜い♪」
手を挙げて、椅子に座って待つ。エリンは足をフラフラと揺らしながら待つ。
僕はあいすを買って、エリンの元へ戻る…。
エリンは違う方向を向いている。
「エリン…どうした?あいす買ってきたぞ…。」
呼んでも返事をしない。
僕もエリンが向いてる方を見る…。
「!」
あれは……奈々ちゃん?
しかも、知らない男といる…。
「……許せない。」
これはマズイ…。
エリンの瞳が段々、龍の目に変わってゆく…。
「ハーン♪遊園地行こう♪」
勝手に家のドアを開けるエリンに、僕は立ち止まる。
「エリン…チャイムぐらい鳴らせ…。」
「あはっ♪そっか♪ごめんね♪」
素直な所は可愛い…。
僕は幼い頃の気持ちが段々とよみがえってきた。
僕は、エリンが愛しくなってきた。
「ねぇ、早く行こう♪」
人間界の生活にも慣れてきた頃、僕とエリンは徐々に小さな恋を育てて行った。
一方、ライアンはと言うと……………。
これまた厄介…。
人間の女と付き合い出した。
僕等の『掟』では、人間に恋をしてはならない。
ライアンはそれを承知で付き合っている。
仕方ない事だ。
ライアンにとって初めての『恋』だから…。
ドアを開け、手を繋いで歩き出すと、
「どっか行くのか?」
後ろからライアンの声。
「これから遊園地行くの♪ライアンも行く?」
「俺はパス。夜、奈々ちゃんと会うし…。」
照れながら答えるライアンが少し初々しく見えた。
「そっか、楽しんでこいよ。」
「そっちもな。」
手を振り、また歩き出す。
「ライアン嬉しそうだったね♪よかった〜」
エリンは上機嫌だ。
「なんでお前が喜ぶんだよ…。」
「だって、あたしがハーンの事取っちゃったでしょ?一人ぼっちは寂しいし…。」
「そうか?そんなもんかね…。」
「ハーンって以外と冷たいのね〜。」
そんな会話をしながら、遊園地へ。
僕は遊園地の意味も解らず来てしまった…。
「すげぇ…変な乗り物がいっぱい…。」
「ハーン…人間界の予習しなかったでしょ…?」
……図星……。
あれもこれもと、はしゃぐエリン。
無邪気なもんだ…。
「ハーン、アイス買って♪アイス♪」
あいすってなんだ…?
この世界は疑問だらけ…。
「わかったから、ちょっと落ち着けよ。」
「は〜い♪」
手を挙げて、椅子に座って待つ。エリンは足をフラフラと揺らしながら待つ。
僕はあいすを買って、エリンの元へ戻る…。
エリンは違う方向を向いている。
「エリン…どうした?あいす買ってきたぞ…。」
呼んでも返事をしない。
僕もエリンが向いてる方を見る…。
「!」
あれは……奈々ちゃん?
しかも、知らない男といる…。
「……許せない。」
これはマズイ…。
エリンの瞳が段々、龍の目に変わってゆく…。
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