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復讐のジャケット?

[442]  ミッシェル  2009-08-23投稿

新たな肉体を手に入れたのは良いが、奴の居場所が分からない。

取りあえず俺は、手がかりを探す為スーパーから出た。

だがその時、見覚えのある連中が外の駐車場にいた。

よく見てみると、紛れもなく連中はあの時バーで俺を撃った2人の男であった。
スーパーで買い物を終えたのか、2人はレジ袋を片手に車に乗り込もうとしていた。

「丁度良い…」

俺は呟くと、2人の元へと歩を進める。
「やあ」

俺は陽気に2人に声をかけた。

「何だ? てめぇ」

2人は車に乗るのを止め、袋だけを車の中に投げ込んで俺を見つめる。

「ちょっと話したい事があってね」

俺は適当にそう言って微笑むと、迷わず男の顔面に拳を入れる。

「がはっ…!?」

「何だお前!! 死にてぇのか!!」

男達は威勢良く吠えるが、こんな連中俺の敵じゃない。

殴られた男はすかさず懐に手を伸ばすが、俺は真っ先にそいつの顔面に拳を一撃。

そしてそいつが倒れる中、もう1人の脇腹に蹴りを食らわす。

一瞬にして、2人は俺の前で倒れた。

若干、パンチや蹴りの威力が落ちたように感じたが、別に気にしない。

「お前ら…。モーガンの居場所を教えろ!」

俺はそう言って、男の顔面を思いきり蹴る。

「ハァ……お前‥何者なんだ‥」

「良いから教えろ!」

俺は男の懐に無理やり手を伸ばして拳銃を奪うと、その銃口を男のこめかみに突き付ける。

「ぐぅ‥くたばれ!」

すると、倒れていたもう1人の男が俺に銃を向けてきたが、俺は振り返り、その男の脳天をぶち抜く。

「キャーッ!!」

通行人が直ぐに銃声に気付き、喚き始めた。

警察に通報されるのも時間の問題だろう。

だが、今の俺には関係の無い事。

俺は奴さえ殺せれば、後の事なんてどうでも良い。

「早く言え!! 撃つぞ!」

俺は銃口を更に、男のこめかみに食い込ませる。

「ひぃぃ…わ、分かった教える…」

男は震える声で奴の居場所を言うと、そのまま気絶した。

俺はそいつの上着のポケットからキーを奪い、男達の車に乗り込んだ。


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