DRAGON LOVER 12
ライアンは僕の目の前に立ち
「悪い…奈々ちゃん守ってくれるか?」
そう言って、グリフォンに立ち向かう…。
「おい!どうゆう事だよ!」
「人間と付き合ってんのばれた!」
(なんだって?)
「奈々ちゃんも魔界へ連れて行かれる!だから、グリフォンは俺がやるから、奈々ちゃんを…!!」
(馬鹿なことを!!)
僕はライアンを引き戻す。
「お前が逃げないでどうすんだよ!早く行けって!!」
ライアンは少し考え、
「ハーン!ありがと!」
と言って走った。
「久しぶりだな、ケルベロス…。」
「俺はお前なんかに会ったこたぁねえよ…。」
いつ仕掛けてくるか…。
グリフォンなら、簡単に消せる…。
魔力は多分僕の方が上だから。
「なんなら、貴様らも連れて行くか…?」
笑うグリフォン。
「俺に勝てると思ってるのか?」
笑う僕。
その時、グリフォンの様子がかわった。
「またなケルベロス…。我等の目的は達成した。」
「なんだって?」
「我等王族の戦士をなめてもらっては困る。ライアンは捕らえた。あの人間もな。」
てことは…エリンも倒された…?
そのまま姿を消すグリフォン。
僕はその場にへたりこむ。何も出来なかった自分が情けなく感じた…。
「ハーン…。」
後ろからエリンの声。
姿を見るとあちこちから血を出してフラフラになっている。
「大丈夫か?手当してやるから、部屋へ行こう。」
僕はエリンを抱き抱え、部屋へと戻る。
「ごめんね…奈々ちゃん連れて行かれちゃった。あたし…。」
わかってる、人間の前で龍にはなれない…。僕も変身は出来なかっただろう…。
「あたしが変身して、戦えは…。」
「大丈夫。もう過ぎた事だ。これからの事を考えよう…。」
「でも…。」
「いいから、助けに行こう。」
「でも…あたし達じゃ勝てないかも…。」
そうだ…。2人ではどう考えても勝てない…。せめてライアンがいれば…。
2人考え込む…その時、2人同時に…。
「シヴァお祖母様!!」
声がそろう。
そうだばあさんなら力を貸してくれるかもしれない。
「とにかく、魔界へ行こう!!」
僕はエリンの手を握りワープをしようとした……。
「悪い…奈々ちゃん守ってくれるか?」
そう言って、グリフォンに立ち向かう…。
「おい!どうゆう事だよ!」
「人間と付き合ってんのばれた!」
(なんだって?)
「奈々ちゃんも魔界へ連れて行かれる!だから、グリフォンは俺がやるから、奈々ちゃんを…!!」
(馬鹿なことを!!)
僕はライアンを引き戻す。
「お前が逃げないでどうすんだよ!早く行けって!!」
ライアンは少し考え、
「ハーン!ありがと!」
と言って走った。
「久しぶりだな、ケルベロス…。」
「俺はお前なんかに会ったこたぁねえよ…。」
いつ仕掛けてくるか…。
グリフォンなら、簡単に消せる…。
魔力は多分僕の方が上だから。
「なんなら、貴様らも連れて行くか…?」
笑うグリフォン。
「俺に勝てると思ってるのか?」
笑う僕。
その時、グリフォンの様子がかわった。
「またなケルベロス…。我等の目的は達成した。」
「なんだって?」
「我等王族の戦士をなめてもらっては困る。ライアンは捕らえた。あの人間もな。」
てことは…エリンも倒された…?
そのまま姿を消すグリフォン。
僕はその場にへたりこむ。何も出来なかった自分が情けなく感じた…。
「ハーン…。」
後ろからエリンの声。
姿を見るとあちこちから血を出してフラフラになっている。
「大丈夫か?手当してやるから、部屋へ行こう。」
僕はエリンを抱き抱え、部屋へと戻る。
「ごめんね…奈々ちゃん連れて行かれちゃった。あたし…。」
わかってる、人間の前で龍にはなれない…。僕も変身は出来なかっただろう…。
「あたしが変身して、戦えは…。」
「大丈夫。もう過ぎた事だ。これからの事を考えよう…。」
「でも…。」
「いいから、助けに行こう。」
「でも…あたし達じゃ勝てないかも…。」
そうだ…。2人ではどう考えても勝てない…。せめてライアンがいれば…。
2人考え込む…その時、2人同時に…。
「シヴァお祖母様!!」
声がそろう。
そうだばあさんなら力を貸してくれるかもしれない。
「とにかく、魔界へ行こう!!」
僕はエリンの手を握りワープをしようとした……。
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