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School Life 〜中学の告白〜46

[367]  詩音  2009-08-26投稿
「あたし…は…。」

鈴は言葉を慎重に選ぶ。

「どっちなの?」

と真紀が冷静に聞いてくる。

(うーん…。だって…友達だよ?そもそも恋愛対象かわかんないし…)

「じゃあさ、友達としてはどうなのよ?」

「友達としては、すごい好き!」

これが鈴の率直な感想。

「やっぱあんた平本のこと好きなんだ〜。」

「えっ…なんで!?」

優が笑いながらも、真面目に話す。

「だってさ、今までの恋愛パターン考えてみなよ。…まぁ、坂本は入れないとして。」

「となると、渡辺君のしかないけど?」

恵理子が「早く先を聞きたい」と言わんばかりに食いついてくる。

「渡辺も友達から始まって、最初はただ良いなと思っただけでしょ?」

「ちょっ…なんで知ってんの!?」

優の的確な推理に、鈴は焦る。

「勉強会の時に渡辺から聞いた。最初のやつはあんたがオリエンテーションの時に言ってたのを聞いてただけ。」

と、得意気に優は言った。

「さすが優!」

と恵理子と志織が感心する。

「となると、やっぱ平本が?」

続けて志織が確信をついたような顔をして言う。

「…そうかも。」

鈴にも思い当たる節はあった。

「認めた〜!」

恵理子が嬉しそうに言う。

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