携帯小説!(PC版)

wakening?

[370]  182  2006-07-27投稿
放課後        「おい修介!お前、帰り駅の方向だろ?」  聖が声をかけてきた。  「あぁ?まぁ駅の方向だけど。」  「おう!じゃあいっしょに帰るぞ!」  そう言って聖は修介の肩に手をまわしてきた。  帰り道、聖はずっと由紀のことを話していた。  「あのチビのどこがいいのかわかんねえよ。」  修介が言った。「ちっちゃいのもまた可愛いじゃん!」  聖はさっきからずっとニヤニヤしながら話している。  しばらくして駅の近くまでくると突然修介は立ち止まった。  あの屋上であった男子生徒だ。男子生徒は周りを気にしながら狭い路地に入っていった。  (そういや8時とか言ってたな。)  修介は心の中でつぶやき携帯で時間を確認した。  もうすぐ8時だ。修介は考えるよりも先に路地に向かって歩きはじめた。  「修介!どこ行くんだよ!?」  聖が呼び止めたが修介は無視して路地に入っていった。  路地を抜けると、そこには古びた倉庫があった。  修介は足音をたてずに倉庫に近づき中を覗いた。  「おい、何があるんだよ。」  聖もついてきていた。  倉庫にはあの男子生徒と見知らぬ男3人が何か話しているようだった。  修介はその4人をじっと観察した。  どうやら4人の話し合いは終わったようだった。  すると突然見知らぬ男の1人があの男子生徒に殴りかかってきた。  だが男子生徒はそれを軽くかわし。その男を殴り倒した。  残りの2人も殴りかかってきたが男子生徒はあっという間に残りの2人も倒してしまった。

感想

  • 2793: 私、同じノンジャンルで小説を書いている栗谷と申します。私はこの作品が好きです。よかったら私のも読んでみてください。 [2011-01-16]
  • 2802: 感想ありがとうございます。栗谷さんのも読んでみます! [2011-01-16]

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