携帯小説!(PC版)

トップページ >> 公募投稿作品 >> けいたいでんわのめーる (2)

けいたいでんわのめーる (2)

[622]  阿部和義  2009-08-28投稿
「はい。携帯電話を持ってきた人は、電源を切ってこの箱に入れて下さい」

 先生に言われたとおりに電源を切って、大きなスチール製の箱に置いた。
 箱の中は色とりどりの携帯電話で、あっという間に埋めつくされる。

 三時限目の体育が終わる頃には、朝のメールのことはすっかり忘れかけていた。

 キーンコーン、カーンコーン♪

「携帯電話を持ってきた人は、忘れないで持ち帰るように」

 先生から言われなければ、危うく忘れて帰るところだった。
 箱から携帯電話を取り出して、電源を入れると液晶画面にはメール受信一件という表示がでた。

Fromけいたいでんわのめーる
To翔太
Subおつかれ

【ママがでんわしろってさ】

感想

感想はありません。

「 阿部和義 」の携帯小説

公募投稿作品の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス