君からの手紙〜60〜
ある日、仕事を終えた、石田は店長に呼び出された。
「ああ、石田君、お疲れのところ悪いね」
「いえ…」
「ところで、例の件だけど…」
「はい…」
「是非、お願いしたいってさ。人事部も経験を買ってくれたんだ」
「本当ですか?ありがとうございます。お世話になりたいと思います」
例の件とは、石田を社員にするとゆうことだった。
「ありがとうございます。…この不況下に、自分のような、40近い人間がいいんですか?」
「うん。うちも、新卒は、なかなか入社してくれないしなあ。会社の業績を伸ばすには、経験社が一番だしな。石田君は、パートとして2年だけど、社員以上に本当に頑張ってくれてたからなあ。…それにな…」
「それに?」
「荒木君が、強く君が社員になることを望んだんだよ」
「荒木さんが…」
「ああ…彼も、きっと、君の仕事っぷりとか、人間性を見て、そう言ったんだよ。なあ、石田君、出会いって不思議なもんだよな?」
「ええ…そうですね」
「俺はね。その人にとって、マイナスになる出会いと、プラスになる出会い、二通りあると思うんだ…俺もね、荒木君には、随分助けられたよ。中村君も…彼は、お調子者だったけど、店全体を明るくすることの出来る才能を持ってたよ。すごく評価出来るんだ」
「そうですね。」
「俺はね、君が社員として、この先期待することは、その頑張りと、優しさで、良くしてもらうことだ。きっと、君なら出来ると信じてるよ」
「ありがとうございます…プレッシャーですけど…頑張ります」
「頑張ってよ。ところで、明日、お店全体の送別会後にまたやることになって済まないけど、来てもらえるよね」
「はい」
「もう、人事部から許可出たから、発表するけどさ、挨拶頼むな」
「わかりました」
「それともう1つ、俺からのお願いなんだが、聞いてくれるかな?」
「ええ…。かまわないですよ。無茶なお願いでなければ」 「そうか、済まないな。その前に、これから話すこと聞いてくれるか?」
店長は、今までの柔和な表情から、少し緊張した表情になった。
「もちろんです。お話になってください」
「ありがとう」
石田は、今、どんなことでも受け止めようとしていた。
これからの、自分のために…
「ああ、石田君、お疲れのところ悪いね」
「いえ…」
「ところで、例の件だけど…」
「はい…」
「是非、お願いしたいってさ。人事部も経験を買ってくれたんだ」
「本当ですか?ありがとうございます。お世話になりたいと思います」
例の件とは、石田を社員にするとゆうことだった。
「ありがとうございます。…この不況下に、自分のような、40近い人間がいいんですか?」
「うん。うちも、新卒は、なかなか入社してくれないしなあ。会社の業績を伸ばすには、経験社が一番だしな。石田君は、パートとして2年だけど、社員以上に本当に頑張ってくれてたからなあ。…それにな…」
「それに?」
「荒木君が、強く君が社員になることを望んだんだよ」
「荒木さんが…」
「ああ…彼も、きっと、君の仕事っぷりとか、人間性を見て、そう言ったんだよ。なあ、石田君、出会いって不思議なもんだよな?」
「ええ…そうですね」
「俺はね。その人にとって、マイナスになる出会いと、プラスになる出会い、二通りあると思うんだ…俺もね、荒木君には、随分助けられたよ。中村君も…彼は、お調子者だったけど、店全体を明るくすることの出来る才能を持ってたよ。すごく評価出来るんだ」
「そうですね。」
「俺はね、君が社員として、この先期待することは、その頑張りと、優しさで、良くしてもらうことだ。きっと、君なら出来ると信じてるよ」
「ありがとうございます…プレッシャーですけど…頑張ります」
「頑張ってよ。ところで、明日、お店全体の送別会後にまたやることになって済まないけど、来てもらえるよね」
「はい」
「もう、人事部から許可出たから、発表するけどさ、挨拶頼むな」
「わかりました」
「それともう1つ、俺からのお願いなんだが、聞いてくれるかな?」
「ええ…。かまわないですよ。無茶なお願いでなければ」 「そうか、済まないな。その前に、これから話すこと聞いてくれるか?」
店長は、今までの柔和な表情から、少し緊張した表情になった。
「もちろんです。お話になってください」
「ありがとう」
石田は、今、どんなことでも受け止めようとしていた。
これからの、自分のために…
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