【God-Game】~神様のゲーム~ <09ゲーム目>
「どうするんだ??こいつは始めて会った時からおかしかったけど、病気か??」
「病気じゃない。ただの気の使い過ぎだ。すぐに戻る。」
「だからよくならなかったんだ。」
天狼は自分の腰にある刀を鞘から抜き、自分の手首にあてて切った。
「なっ!!お前何やって・・・・!!??」
総司の額の上に血を垂らすと、天狼の血が総司の中に吸い込まれた。
「今の・・何ですか??」
「今のは俺の血を通して気を総司に分け与えたんだ。」
「我々は体力や生命力と言うよりも気力を元に生きている。総司は何故か気力が空に近くなっていた・・だから術を使うとすぐに限界に達してしまう。」
「だから倒れたりしてたんだ・・。」
「だが、これでもう大丈夫のはずだ。時期に目を覚ます。」
「・・あのさ。お前って何者??」
「そうだな。見るからに怪しいのも分かる。しいて言うなら・・総司の親だ。」
「・・はっ!!??」
「産んだわけでも無ければ、血も繋がっていない。ただ、毎日毎日総司の為だけに生きて来た。」
「総司の・・為だけに??」
「俺はこの子が愛しいんだよ。目を離すと不安でしょうがない。力は強いが、心は弱い・・可哀想な子なんだ。」
「・・・。」
「何よけいな話しをしている??」
「!!総司!!!!」
「もう起きたのか、早いな。」
「おかげさまで体が軽いよ。」
「一つ聞くが・・なぜ気力がそんなにも無くなっていたんだ??」
「分からん。人間界に来るまでは何ともなかったのだが、人間界に来て目を覚ますと気力が無くなっていた。」
「・・・奪われたのか。これで原因が分かった。」
「何がだ??」
「ヤツが力を手に入れ動き出した。」
「なっ!!本当か!!??」
「ああ、たぶんお前を人間界にとばして、力を奪い・・お前が人間界に居る間に攻め居る気だ。」
「・・くそっ!!!!」
「なんの話しだ??」
「さぁ??」
いきなり険しい顔をした二人を首を傾げながら蛍と柚木は見ていた。
「病気じゃない。ただの気の使い過ぎだ。すぐに戻る。」
「だからよくならなかったんだ。」
天狼は自分の腰にある刀を鞘から抜き、自分の手首にあてて切った。
「なっ!!お前何やって・・・・!!??」
総司の額の上に血を垂らすと、天狼の血が総司の中に吸い込まれた。
「今の・・何ですか??」
「今のは俺の血を通して気を総司に分け与えたんだ。」
「我々は体力や生命力と言うよりも気力を元に生きている。総司は何故か気力が空に近くなっていた・・だから術を使うとすぐに限界に達してしまう。」
「だから倒れたりしてたんだ・・。」
「だが、これでもう大丈夫のはずだ。時期に目を覚ます。」
「・・あのさ。お前って何者??」
「そうだな。見るからに怪しいのも分かる。しいて言うなら・・総司の親だ。」
「・・はっ!!??」
「産んだわけでも無ければ、血も繋がっていない。ただ、毎日毎日総司の為だけに生きて来た。」
「総司の・・為だけに??」
「俺はこの子が愛しいんだよ。目を離すと不安でしょうがない。力は強いが、心は弱い・・可哀想な子なんだ。」
「・・・。」
「何よけいな話しをしている??」
「!!総司!!!!」
「もう起きたのか、早いな。」
「おかげさまで体が軽いよ。」
「一つ聞くが・・なぜ気力がそんなにも無くなっていたんだ??」
「分からん。人間界に来るまでは何ともなかったのだが、人間界に来て目を覚ますと気力が無くなっていた。」
「・・・奪われたのか。これで原因が分かった。」
「何がだ??」
「ヤツが力を手に入れ動き出した。」
「なっ!!本当か!!??」
「ああ、たぶんお前を人間界にとばして、力を奪い・・お前が人間界に居る間に攻め居る気だ。」
「・・くそっ!!!!」
「なんの話しだ??」
「さぁ??」
いきなり険しい顔をした二人を首を傾げながら蛍と柚木は見ていた。
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