realfriend?
『…て!!待ってよ!!』
『バイバイ…綾香…』
『咲那―…!!』
━━━━━━━
「さく…な…」
「綾香っ!!はやく起きろっ!!遅刻するぞ!!??」
「うわぁっ!!…お兄ちゃんかぁ…ビビるじゃん…」
「今日から学校だろ」
「…わ…忘れてたァっ!!」
━━━━━━━
遠山綾香(とおやまあやか)
今日は高校の入学式。
だけど知ってる人が一人もいない女子高に行く。
新しい友達つくらなきゃなんないのに…またあの夢のせいで気分乗らないや…。
━━━━━━━
入学式のあと。私は1年3組になった。ここは1年3組の教室。ホームルームも終わって帰るとこだった。
「ねぇねぇ!!名前…なんていうの??」
声をかけられた。
「…遠山綾香デス…。」
いつもより控え目に名前を言ってみた。
「あたし、鈴原愛紅(すずはらあいく)っていうの!!愛紅でいいよ。」
「あたしも綾香でいいよ。…仲良くしてね?」
「当たり前じゃんっ!!愛紅と綾香は友達だよっ!!」
帰り道が一緒だったのでいろんな話をした。元中のこと…誕生日のこと…この高校に来た理由…。
愛紅は中学でイジメにあって、一人でここに来たらしい。
あたしのことも聞かれたけど…『あんまり仲良い友達がいなかったから。』とウソを言った。
…言いたくなかった。
あたしは愛紅と友達になれてよかったし、とても嬉しかった。
だけど、このことだけは絶対に言えなかった。
古傷をまた開きたくはなかった…。
ねぇ咲那。
あたしみたいな人が中心に立ってちゃ、傷付く人が増えてくだけなんだよね…。
『バイバイ…綾香…』
『咲那―…!!』
━━━━━━━
「さく…な…」
「綾香っ!!はやく起きろっ!!遅刻するぞ!!??」
「うわぁっ!!…お兄ちゃんかぁ…ビビるじゃん…」
「今日から学校だろ」
「…わ…忘れてたァっ!!」
━━━━━━━
遠山綾香(とおやまあやか)
今日は高校の入学式。
だけど知ってる人が一人もいない女子高に行く。
新しい友達つくらなきゃなんないのに…またあの夢のせいで気分乗らないや…。
━━━━━━━
入学式のあと。私は1年3組になった。ここは1年3組の教室。ホームルームも終わって帰るとこだった。
「ねぇねぇ!!名前…なんていうの??」
声をかけられた。
「…遠山綾香デス…。」
いつもより控え目に名前を言ってみた。
「あたし、鈴原愛紅(すずはらあいく)っていうの!!愛紅でいいよ。」
「あたしも綾香でいいよ。…仲良くしてね?」
「当たり前じゃんっ!!愛紅と綾香は友達だよっ!!」
帰り道が一緒だったのでいろんな話をした。元中のこと…誕生日のこと…この高校に来た理由…。
愛紅は中学でイジメにあって、一人でここに来たらしい。
あたしのことも聞かれたけど…『あんまり仲良い友達がいなかったから。』とウソを言った。
…言いたくなかった。
あたしは愛紅と友達になれてよかったし、とても嬉しかった。
だけど、このことだけは絶対に言えなかった。
古傷をまた開きたくはなかった…。
ねぇ咲那。
あたしみたいな人が中心に立ってちゃ、傷付く人が増えてくだけなんだよね…。
感想
- 2764: 作者です。こんなのでょければ続きを書きます。 この作品がウザいと思った人はズバっと言っちゃってください! [2011-01-16]
「 栗谷 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。