携帯小説!(PC版)

†最後の朝

[298]  2009-08-31投稿

全てが終わった朝 もう何も感じない
「ごめんね」またそれなの? 君に言われそう

たいした希望もない それはいつものこと
「さよなら」いつあなたは大人になるの?

振り切った「バイバイ」もう何度目だろう
誰かを愛すなんて 僕には無理なのかな

いつかは「誓い」なんてものをするの
いつかは遠すぎて見えないけれど

「愛してる」それさえも意味を持たない
心のない言葉は君に届かない
誰しも決して一人で生きてる訳じゃない
そんなことは既に解っていること

朝日が眩しすぎて すごく辛いんだ
眼を背ける僕は また「弱虫」みたいだね

たいした未来じゃない 捨て去った心
「ごめんね」繰り返すたび 涙が言う

逃げ続けた「馴れ合い」もう何度目だろう
誰かと笑うことさえ 僕には無理なのかな

心はいつの間にか「殻」を作っていて
誰にも触れられないように鍵を捨てた

「愛してる」それさえも意味を持たない
心のない言葉は君に届かない
誰しも決して一人で生きてる訳じゃない
そんなことは既に解っていること

けれども想いとは裏腹に素直になれない
傷つくことが怖くて怯えてる
誰もが他人の為生きてる訳じゃない
人はそう自分の為に生きているから

君に「さよなら」それは二人のため

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