携帯小説!(PC版)

待ってた

[362]  紀夜  2009-08-31投稿
夢で見た
君と見た夕日
あの時からたまらなく
君に会いたくなった

小さな冷蔵庫から
のぞくビール缶取出し
昼間から飲んでは
胸に刺さるなにかを
消そうとしてる
魚のあれみたいだ

まだ
待つよ、君の電話
会えないなら、せめて
声だけでもいいから

今まで苦手だった
君と合わせる目線
きっと今ならできるよ
瞳が鮮明に描かれて 

夕日が窓を通り抜けた
その瞬間に
君からの電話が手招き
ビールがこぼれてもお構いなしに
優しく受話器をとった







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