幼なじみ5
その日以来、またいつもの時間帯に戻ったため、勇を見かけることはなくなった。
それから2ヵ月後、夜にいきなり勇から着信がきた。
『もしもし、花?』
「どしたの?いきなり。」
『明日のバスケの練習試合、お前んとこの高校らしい。』
「へー!来るんだ?」
『おー、……まー、そんだけだ。』
「頑張れ〜」
『いやいや、試合観に来いよ。』
「暇だったら行くよ。」
『どーせ暇だろ』
翌日。
勇の言うとおり、暇だったので学校へ試合を見に行った。
体育館にはバスケの試合を観に、部活で学校に来ていた生徒たちが詰め掛けていた。
「おっ、やってるやってる。」
勇がバスケをしている姿をはじめて見た。なかなか動きが軽やかで上手い。
少し人込みから離れたところにいると、女子の固まりから黄色い声援が飛びはじめた。
「あの人かっこよくない?背番号4の人!」
「私も思ってた!なんか爽やかな感じ!」
「またシュートしたよ!」
誰の話をしているのか、気になってコートをチェックした。
「背番号4…………勇。」
ワォ。モテ男。
試合後も特に話しかけに行くのも変かなと思い、女子に囲まれている勇に手を振ってそのまま帰った。
それから2ヵ月後、夜にいきなり勇から着信がきた。
『もしもし、花?』
「どしたの?いきなり。」
『明日のバスケの練習試合、お前んとこの高校らしい。』
「へー!来るんだ?」
『おー、……まー、そんだけだ。』
「頑張れ〜」
『いやいや、試合観に来いよ。』
「暇だったら行くよ。」
『どーせ暇だろ』
翌日。
勇の言うとおり、暇だったので学校へ試合を見に行った。
体育館にはバスケの試合を観に、部活で学校に来ていた生徒たちが詰め掛けていた。
「おっ、やってるやってる。」
勇がバスケをしている姿をはじめて見た。なかなか動きが軽やかで上手い。
少し人込みから離れたところにいると、女子の固まりから黄色い声援が飛びはじめた。
「あの人かっこよくない?背番号4の人!」
「私も思ってた!なんか爽やかな感じ!」
「またシュートしたよ!」
誰の話をしているのか、気になってコートをチェックした。
「背番号4…………勇。」
ワォ。モテ男。
試合後も特に話しかけに行くのも変かなと思い、女子に囲まれている勇に手を振ってそのまま帰った。
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