眠れぬ夜は君のせい〜46〜
携帯が鳴った。
慌てて鞄から携帯を取り出して出た。
「もしもし」
「久美子?」
電話は真紀だった。
さっきの光景が頭をよぎり固まった。
「真紀?久しぶり…びっくりした。」
真紀とは佑典と3人で会った日以来連絡をしてなかった。
「久美子、今どうしてる?真紀は今日徳島に帰ってきたんよ。」
「今徳島で暮らしてないの?」
真紀はハッキリとした声で言った。
「うん。去年から京都で暮らしてる。今日は里帰りやわ。」
ダメだ…なんか手が震えてしまう。
声も一緒に震えそうになった。
「真紀…京都で居てるんや…さっ、里帰りって結婚したみたいな言い方やからびっくりしたやん」
真紀は電話の向こうで少し笑った。
「そう…結婚してるよ籍だけ入れたんよ。」
その瞬間、頭に重い塊がドスッと音をたて落ちた気がした。
「久美子、もう昔の話やから許してな。
佑典と結婚してん。今日一緒に帰ってきたんよ。」
笑おうとしたけど
笑えない。
「今日久美子時間ある?久しぶりに会いたいなあ。」
慌てて鞄から携帯を取り出して出た。
「もしもし」
「久美子?」
電話は真紀だった。
さっきの光景が頭をよぎり固まった。
「真紀?久しぶり…びっくりした。」
真紀とは佑典と3人で会った日以来連絡をしてなかった。
「久美子、今どうしてる?真紀は今日徳島に帰ってきたんよ。」
「今徳島で暮らしてないの?」
真紀はハッキリとした声で言った。
「うん。去年から京都で暮らしてる。今日は里帰りやわ。」
ダメだ…なんか手が震えてしまう。
声も一緒に震えそうになった。
「真紀…京都で居てるんや…さっ、里帰りって結婚したみたいな言い方やからびっくりしたやん」
真紀は電話の向こうで少し笑った。
「そう…結婚してるよ籍だけ入れたんよ。」
その瞬間、頭に重い塊がドスッと音をたて落ちた気がした。
「久美子、もう昔の話やから許してな。
佑典と結婚してん。今日一緒に帰ってきたんよ。」
笑おうとしたけど
笑えない。
「今日久美子時間ある?久しぶりに会いたいなあ。」
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