パラレルファンタジア 第一章始まり(1/2)
高校最後の夏休みが終わりに近づく頃のある夕方、俺は自転車で学校に忘れ物を取りに行った。忘れ物というのは、夏休みの課題のことで、面倒だったので今まで放置していたものだ。夏休みの終わりが、近づいて来たのでそろそろまずいと思い焦りだすといういつものパターンだった。
それにしても、暑いな。近くの森林公園の自動販売機で飲み物でも買って、公園で一休みしてから帰ろうかな〜
森林公園は、公園といっても遊具などはなくベンチと自動販売機があるくらいで、公園は芝生で覆われていて、まばらに数本の木が植えられている。人々のいこいの場である。学校の裏にあるのですぐに到着した。
夕日の赤い光が、緑を美しく照らす。
ふぅ〜とベンチで飲料水を飲みながら、くつろいでいると芝生から眩しい光が目に入った。
「ま、眩しい」
どうせ、夕日の光が何かに反射したんだろうと思ったけど、光源が何か気になり、近づいた。すぐに、光源の正体がわかった。
「指輪?」
それは、七色のクリスタルのような物がはめられていた綺麗な金属の指輪だった。
「あ、君その指輪私がさっき落とした大事ものなんだ」
背後から若い声が聞こえた。俺は、振り返るとそこに立っていたのは、黒のスーツ姿の若い男性だった。
「その指輪は形見なんだよ」若い男性は、優しい口調で話す。
「すいません今返しますね」
俺は、いきなりの背後からの呼び止めに驚きつつ指輪を若い男性に返そうと近ずこうとした瞬間どこからともなく声がした。
「嘘よ!その男性の言っていることは」
「誰?」俺は問う
「ここよ」
「もしかして指輪?」
「そうよ」
自分と指輪との会話が、若い男に聞こえていた。
「なんだ、そんな姿になってもこちらに抵抗するんですか?
武器召還師さん。ま、面倒だからそこの君も一緒に壊してあげるよ」さっきとは、違う冷ややかな口調で若い男性が話す。
すると男性の右手が、黒い霧で染まり右手から剣が現れた。
続く…
それにしても、暑いな。近くの森林公園の自動販売機で飲み物でも買って、公園で一休みしてから帰ろうかな〜
森林公園は、公園といっても遊具などはなくベンチと自動販売機があるくらいで、公園は芝生で覆われていて、まばらに数本の木が植えられている。人々のいこいの場である。学校の裏にあるのですぐに到着した。
夕日の赤い光が、緑を美しく照らす。
ふぅ〜とベンチで飲料水を飲みながら、くつろいでいると芝生から眩しい光が目に入った。
「ま、眩しい」
どうせ、夕日の光が何かに反射したんだろうと思ったけど、光源が何か気になり、近づいた。すぐに、光源の正体がわかった。
「指輪?」
それは、七色のクリスタルのような物がはめられていた綺麗な金属の指輪だった。
「あ、君その指輪私がさっき落とした大事ものなんだ」
背後から若い声が聞こえた。俺は、振り返るとそこに立っていたのは、黒のスーツ姿の若い男性だった。
「その指輪は形見なんだよ」若い男性は、優しい口調で話す。
「すいません今返しますね」
俺は、いきなりの背後からの呼び止めに驚きつつ指輪を若い男性に返そうと近ずこうとした瞬間どこからともなく声がした。
「嘘よ!その男性の言っていることは」
「誰?」俺は問う
「ここよ」
「もしかして指輪?」
「そうよ」
自分と指輪との会話が、若い男に聞こえていた。
「なんだ、そんな姿になってもこちらに抵抗するんですか?
武器召還師さん。ま、面倒だからそこの君も一緒に壊してあげるよ」さっきとは、違う冷ややかな口調で若い男性が話す。
すると男性の右手が、黒い霧で染まり右手から剣が現れた。
続く…
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