携帯小説家 (2)
「そういえば、北川さんも感想書いてたよね」
「そうそう! なんか意味深なこと書いてたし……もしかしてアイドルとケータイ作家が恋に落ちたりして!」
「マジあり得るかも!!」
芸能事務所に所属する北川さんは、最近テレビでも見かけるようになってきた駆け出しのアイドルだ。
僕には到底手の届かない存在なのだけれども、まさか北川さんが僕の小説にあんな感想を書いてくるなんて……。
あっ! 北川さんだ!!
「おはよう!」
「おはよう」
今がチャンス!
「あの……」
「えっ? 安部くん??」
「じ、実は……」
「ごめん、もうすぐ授業だから」
「き、北川さん……」
そして阿部和義は、今日も新作を更新するのだった。
「そうそう! なんか意味深なこと書いてたし……もしかしてアイドルとケータイ作家が恋に落ちたりして!」
「マジあり得るかも!!」
芸能事務所に所属する北川さんは、最近テレビでも見かけるようになってきた駆け出しのアイドルだ。
僕には到底手の届かない存在なのだけれども、まさか北川さんが僕の小説にあんな感想を書いてくるなんて……。
あっ! 北川さんだ!!
「おはよう!」
「おはよう」
今がチャンス!
「あの……」
「えっ? 安部くん??」
「じ、実は……」
「ごめん、もうすぐ授業だから」
「き、北川さん……」
そして阿部和義は、今日も新作を更新するのだった。
感想
- 19972: 楽しみに阿部さんの作品読まして頂きますシャイン [2011-01-16]
- 20030: いいねえ〜クスッと笑ってしまういい自伝…?:ゅゅ [2011-01-16]
- 20131: この物語はフィクションであり、実在の人物とは…… 阿部 [2011-01-16]
- 20146: マジですか(笑):ゅゅ [2011-01-16]
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