School Life 〜中学の告白〜49
(どうしよう。)
鈴は迷っていた。
自分の気持ちに正直になるか、今の関係をもっと楽しむか。
鈴は今の関係も十分満足している。
というのもあるが、本当は今の関係を壊すのが怖いだけだ。
(…。)
目を閉じて集中する。
そして、シュート。
―シュッ―\r
「…よしっ!」
実は鈴は、このシュートが決まったら告白しようと思った。
シュートといっても、鈴の苦手なスリーポイントだ。なかなか入らない。
素早く携帯を手に取り、さらに早くキーを打つ。
[突然だけど、好きです。
付き合ってください。]
これが正式な告白の文面だろう。
「送っちゃっ…た。」
無我夢中で打ったメールを確認もせずに送ってしまった。
[メール受信 平本流菜]
着信音が鳴ると、携帯に飛びついた。
緊張しながらメールを開ける。
[いいよ。俺も好きだったし。]
「…え?」
鈴は最後の文に驚いた。
「俺も好きだった?」
(…あれ?続きが…。)
メールには続きがあったみたいだ。
[これからよろしく!]
あたし、やっと自分の気持ちに素直になれたよ。
―end―
鈴は迷っていた。
自分の気持ちに正直になるか、今の関係をもっと楽しむか。
鈴は今の関係も十分満足している。
というのもあるが、本当は今の関係を壊すのが怖いだけだ。
(…。)
目を閉じて集中する。
そして、シュート。
―シュッ―\r
「…よしっ!」
実は鈴は、このシュートが決まったら告白しようと思った。
シュートといっても、鈴の苦手なスリーポイントだ。なかなか入らない。
素早く携帯を手に取り、さらに早くキーを打つ。
[突然だけど、好きです。
付き合ってください。]
これが正式な告白の文面だろう。
「送っちゃっ…た。」
無我夢中で打ったメールを確認もせずに送ってしまった。
[メール受信 平本流菜]
着信音が鳴ると、携帯に飛びついた。
緊張しながらメールを開ける。
[いいよ。俺も好きだったし。]
「…え?」
鈴は最後の文に驚いた。
「俺も好きだった?」
(…あれ?続きが…。)
メールには続きがあったみたいだ。
[これからよろしく!]
あたし、やっと自分の気持ちに素直になれたよ。
―end―
感想
感想はありません。
「 詩音 」の携帯小説
- 逆転恋愛 2
- 逆転恋愛 1
- School Life 〜中学の告白〜49
- School Life 〜中学の告白〜48
- School Life 〜中学の告白〜47
- School Life 〜中学の告白〜46
- School Life 〜中学の告白〜45