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恋しき双葉

[139]  夜木伜音  2009-09-03投稿
「はー…。」
ふとため息がでた。
この教室はこんなにもつまらないものなのか。
この学校(高校)には何か意味があるのか。
あったとしても、考えたくもない。
ガタン―…
私は教室を出た。
(……!)
校門に向かって廊下を歩いた。
「ちょっと!!」
後ろから声がきこえた。
足をとめて振り返ると、同じクラスの女だった。足音がしたから、うすうすは気付いていた。
でも無視して歩いていた。
「否葉(いなば)さん!!逃げるの!?」
追いかけてきた女は私にむかって怒鳴りつけた。
私は(逃げるって…どこのドラマだよ…)と思ったが、気にせずまた歩きはじめた。
「あ、ちょ、ちょっと!!待ちなさいってー!!!!!」
うるさいなあ。と言わんばかりに後ろを振り返った。
「うっせーよ。おせっかい。」
「な…!!おせっかいってなによーーー!!」
私はまた廊下に向かって歩いていった。

私には双子の兄がいる。
私と違って、タレ目で人懐っこい。
そのためいつも比べられた。
私は、ツリ目で人見知りだ。

そのうち一人でいることが多くなり、だんだん学校もさぼるようになった。

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