幼なじみ13
「床だと尻が痛くて…」
一瞬襲われるかと思ったらそんな理由だった。
本当に勇は私を女だと意識していない。
ちょっと期待した自分が恥ずかしくなった。
それからまた映画を観始めたが、途中から眠気がしてきてウトウトし始めた。
目をこすりながら頑張って観ていたが、途中で意識が飛んでしまった。
……2時間後。
気がつくと自分の部屋のベッドの上で横になっていた。テレビの前に勇が座り、またゲームをしている。
「あれ?映画は?……っていうか、何で私の部屋?!」
「やっと起きたか。お前、途中でオレに寄りかかって寝たからここまで運んでやった。」
「え!?どうやって……まさか!」
「まさかのお姫様だっこで。お前軽すぎ、ちゃんと食べろ。」
穴があったら入りたいくらい恥ずかしかった。
とりあえず布団をかぶった。
「よし、じゃあ帰るわ。オレ出たら、ちゃんと鍵かけとけよ。」
勇がテレビを消して、帰ろうとする音が聞こえる。
「……もう帰るの?」
布団を被ったまま聞くと、
「あのなー、もう深夜1時過ぎてんだぞ。誰のせいでこんなに遅くなったと思ってんだよ。」
一瞬襲われるかと思ったらそんな理由だった。
本当に勇は私を女だと意識していない。
ちょっと期待した自分が恥ずかしくなった。
それからまた映画を観始めたが、途中から眠気がしてきてウトウトし始めた。
目をこすりながら頑張って観ていたが、途中で意識が飛んでしまった。
……2時間後。
気がつくと自分の部屋のベッドの上で横になっていた。テレビの前に勇が座り、またゲームをしている。
「あれ?映画は?……っていうか、何で私の部屋?!」
「やっと起きたか。お前、途中でオレに寄りかかって寝たからここまで運んでやった。」
「え!?どうやって……まさか!」
「まさかのお姫様だっこで。お前軽すぎ、ちゃんと食べろ。」
穴があったら入りたいくらい恥ずかしかった。
とりあえず布団をかぶった。
「よし、じゃあ帰るわ。オレ出たら、ちゃんと鍵かけとけよ。」
勇がテレビを消して、帰ろうとする音が聞こえる。
「……もう帰るの?」
布団を被ったまま聞くと、
「あのなー、もう深夜1時過ぎてんだぞ。誰のせいでこんなに遅くなったと思ってんだよ。」
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