初恋?
携帯がまた鳴る
まさきからのメールだ
―無理なら無理しないでいいんだからな―\r
無理なんかしていない
でもどうしてもメールを返す気にならなくて
そのまま携帯をとじた
学校に着いた
―パコーン…
後頭部に鈍い痛みが走る
鈍い痛みから熱にかわって…
みやびだ…
みやびに叩かれた所がほてって
愛おしい…
「おはよう!ゆーき!」
また胸の鼓動が早くなる
私の後頭部はすぐさまゆうすけの手が乗っけられて優しく撫でられている
後頭部からは熱が引き
冷めていく
やっぱりみやびじゃなきゃ駄目だ
狂しい程
あなたを愛している
あなただけでいいのに
あなただけがこんなに欲しいのに
私はなんで一人になれないんだ?
誰か私を狂いそうな程の想いから
―救い出して―
感想
- 20574: 小説でありながら詩の要素あり読みごたえ有・シャイン [2011-01-16]