キミ恋。(?)
あんたなんか…
あんたなんか、
嫌いなんだから!
「大好きなの、私」
「…リン、ごめん」
「なに?どういう意味?」
「…ホントにごめん」
五歳でも、分かる。
…フラれちゃった。
あれから、10年…。
「じゃあ、リンよろしくね」
「うん、回覧板ね。…あれ?これ、隣の家じゃない?誰もいなかったじゃないっけ?」
「…え、ええ。引っ越して来たみたいなの…」
「…そう」
タタタッ
走り出した。
「すみません…」
−−−誰だろ、女の子がいいな…。
「…はい、なんすか?」
「!!!!?」
「あれ?」
青い瞳。
茶色い髪の毛。
目の下のキズ…。
「わー、リン!」
「ジャック!」
「久しぶりだなぁ。キレイになったね」
スッ
ジャックの手が、リンの髪をさわる。見かけとはちがい、恐る恐る。
「はなして!」
「…!」
「はい、回覧板」
バシン!
おしつけた。
「いてっ…」
「じゃあね!」
ガシッ!
手首をつかんだ。そして
こう言った。
「…好きなんだ!」
「…」
リンはふりむいた。
「…私は嫌い。大嫌い」
手を振り払って、家に入った。
「…サイテー…」
続きは次回。
あんたなんか、
嫌いなんだから!
「大好きなの、私」
「…リン、ごめん」
「なに?どういう意味?」
「…ホントにごめん」
五歳でも、分かる。
…フラれちゃった。
あれから、10年…。
「じゃあ、リンよろしくね」
「うん、回覧板ね。…あれ?これ、隣の家じゃない?誰もいなかったじゃないっけ?」
「…え、ええ。引っ越して来たみたいなの…」
「…そう」
タタタッ
走り出した。
「すみません…」
−−−誰だろ、女の子がいいな…。
「…はい、なんすか?」
「!!!!?」
「あれ?」
青い瞳。
茶色い髪の毛。
目の下のキズ…。
「わー、リン!」
「ジャック!」
「久しぶりだなぁ。キレイになったね」
スッ
ジャックの手が、リンの髪をさわる。見かけとはちがい、恐る恐る。
「はなして!」
「…!」
「はい、回覧板」
バシン!
おしつけた。
「いてっ…」
「じゃあね!」
ガシッ!
手首をつかんだ。そして
こう言った。
「…好きなんだ!」
「…」
リンはふりむいた。
「…私は嫌い。大嫌い」
手を振り払って、家に入った。
「…サイテー…」
続きは次回。
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