幼なじみ16
アイスを買って食べながら歩き、自宅前まで来ると、玄関先に誰かが座っている。
……勇だ。
勇はまだ私に気づいていない。座って携帯をいじっている。
私は思わず少し離れたところに隠れた。
(えー、何しに来てんの?!この前の復讐?)
私が一人で動揺していると、バッグの中の携帯のバイブが鳴った。
慌てて携帯を見ると、勇からの電話だ。
私は出ようかどうしようか迷った。迷ってる間に着信が切れた。
勇のほうをそっと覗いてみると、頭をかきながらスポーツバックを抱えて歩いていってしまった。
勇と話したい。だけど、きっぱりと「女として見れない。」と言われるのが怖い……。
私は家に帰って、部屋のベッドに倒れこんだ。
「どうしたらいいんだろう……」
……その日の夕方。
「花ー!ご飯よー!帰ってるんでしょ?降りてきなさーい!」
お母さんの呼ぶ声で目が覚めた。
どうやら帰ってきて制服のまま昼寝していたらしい。
私はほっぺのヨダレを拭いながら部屋着に着替えた。
台所へ降りると、居るはずのない人がテレビの前に座っている。
「………よう、花。」
振り向いて勇が笑った。
……勇だ。
勇はまだ私に気づいていない。座って携帯をいじっている。
私は思わず少し離れたところに隠れた。
(えー、何しに来てんの?!この前の復讐?)
私が一人で動揺していると、バッグの中の携帯のバイブが鳴った。
慌てて携帯を見ると、勇からの電話だ。
私は出ようかどうしようか迷った。迷ってる間に着信が切れた。
勇のほうをそっと覗いてみると、頭をかきながらスポーツバックを抱えて歩いていってしまった。
勇と話したい。だけど、きっぱりと「女として見れない。」と言われるのが怖い……。
私は家に帰って、部屋のベッドに倒れこんだ。
「どうしたらいいんだろう……」
……その日の夕方。
「花ー!ご飯よー!帰ってるんでしょ?降りてきなさーい!」
お母さんの呼ぶ声で目が覚めた。
どうやら帰ってきて制服のまま昼寝していたらしい。
私はほっぺのヨダレを拭いながら部屋着に着替えた。
台所へ降りると、居るはずのない人がテレビの前に座っている。
「………よう、花。」
振り向いて勇が笑った。
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