幼なじみ18
「花ー、入るぞー」
勇が部屋に入ってきた。
私は入ってきた勇をチラっと見て、またゲームを始めた。
「おっ!オレがこの前レベル上げしてあげたやつ。そいつ強くなっただろ?」
勇はそう言いながら後ろのベッドに座った。
(平常心、平常心……)
私は何度も心の中で唱えた。
「…おい、せっかくレベル上げてやったのに使いこなせてねーじゃん。ちょっと貸して。」
勇がすぐ隣に座ってきて、コントローラを奪われた。
(平常心、平常心……)
でも勇の肩が少し当たっている。そこばっかり気になって思考回路が停止しそうになる。
これはダメだと思い、後ろのベッドに座ろうと立ち上がった瞬間、勇が私の手を握った。
「どこ行くの?」
「え?!後ろのベッドに……」
「ここ座っとけ。」
そう言って無理矢理座らせられた。
(え?どういうこと?)
私の思考回路は停止した。
勇はまた平然とゲームを始めた。
今度は肩どころか膝まで触れている。
「……勇?」
「んー?」
「近すぎない?」
「何が?」
相変わらずゲームに真剣だ。
もう心臓が保たないので、少し横にズレようすると、勇がコントローラを置いてこちらを向いた。
勇が部屋に入ってきた。
私は入ってきた勇をチラっと見て、またゲームを始めた。
「おっ!オレがこの前レベル上げしてあげたやつ。そいつ強くなっただろ?」
勇はそう言いながら後ろのベッドに座った。
(平常心、平常心……)
私は何度も心の中で唱えた。
「…おい、せっかくレベル上げてやったのに使いこなせてねーじゃん。ちょっと貸して。」
勇がすぐ隣に座ってきて、コントローラを奪われた。
(平常心、平常心……)
でも勇の肩が少し当たっている。そこばっかり気になって思考回路が停止しそうになる。
これはダメだと思い、後ろのベッドに座ろうと立ち上がった瞬間、勇が私の手を握った。
「どこ行くの?」
「え?!後ろのベッドに……」
「ここ座っとけ。」
そう言って無理矢理座らせられた。
(え?どういうこと?)
私の思考回路は停止した。
勇はまた平然とゲームを始めた。
今度は肩どころか膝まで触れている。
「……勇?」
「んー?」
「近すぎない?」
「何が?」
相変わらずゲームに真剣だ。
もう心臓が保たないので、少し横にズレようすると、勇がコントローラを置いてこちらを向いた。
感想
- 20564: 毎回こっそり楽しみにさせて頂いてます♪遥花 [2011-01-16]
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