【睡蓮-スイレン-】(6)
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――――――
―ピンポーン。
『‥は〜ぃ、』
こんな時間に誰だろ?
と思いつつも
ドアを開けてみると
『は〜ぁぃ♪元気?』
ぇッ?!
『お母さんッ!!どっ』
‥‥ぃっも
口うるさいぃ母とは
会う度、会う度、
喧嘩腰になってしまぅ
けど‥
今日は‥
『上がってったら?』
私は玄関に散乱してぃる靴を下駄箱に片付けながら
母に声をかけた
『‥‥』
『ん?母さん?』
返事がなぃので
見上げると
母は私の目をジーッと
見つめると
私に背を向けて
『今日は帰るわ、』
と言ぃ歩きだした―‥
『ぇ!?母さん!?』
母の行動が分からなくて
思わず呼び止めると
母は振り返らずに
私に話しかけた
『楓?自分が信じたものを最後まで信じ通しなさぃ』
『ぇ‥?』
『貴女らしくなぃわよ〜』
そ〜言って
手をヒラヒラさせながら
そのまま行ってしまった
‥私が信じたもの‥
‥‥、
【『一生守る』】
そぅ言った優太の言葉を
信じるって‥
‥‥‥そ‥だ、
‥そ〜だ!!
信じるって‥
私達を一生守るって誓ってくれた優太を
一生信じてついてぃくって‥決めたじゃない!!
何‥
不安なってたんだろ
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‥ぁりがと‥―\r
母さん‥
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