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【God-Game】~神様のゲーム~ <10ゲーム目>

[318]  有朱  2006-07-30投稿
「何の話しだよ??」
天狼と総司は蛍と柚木の方を見た。
「お前に話しても無駄だ」
「はっ!!??」
「お前は我が神だと信じていないのに言ったところで無意味だ」
「・・・てる」
「えっ!?」
「だから信じてるって言ってんだよっ!!」
「・・お前」
「まず変な術使うのに人間なわけねぇだろ!!??なら、『神だ』って言われた方がしっくりくるんだよ!!」
「・・・我々神や悪魔などが住む世界を『カオス』と言う。我は神々の頂点に立つ、王の後継者だ」
「・・・まじかよっ!!??」
「じゃあ、イコール・・王子なの??」
「まあ、似たようなものだ。・・そして『カオス』には王は二人いるんだ」
「二人??・・あっ!!」
「そう、悪魔だ。悪魔にも後継者がいる。春日 恋(かすが れん)とゆう奴でな・・とにかくムカつく奴なんだ!!」
「・・どっちが強いんだ??」
「そんなの我に決まっている!!」
「互角だ」
威張って言う総司に水を差すように横から天狼が言った。
「天狼!!・・・とりあえず!!んで、奴が我を何らかの方法で人間界に飛ばし我の力を奪ったんだ!!」
「御名答」
「!!!!!?????」
皆は一斉に声のする方を見た。
「神咲久しぶりだな」
「誰だアイツ??」
「・・春日 恋」
「えっ!?アイツが!!??」
「キサマ!!ズルイ手を使いよって!!許さんぞっ!!」
「ハッハッハッ!!誰に向かって口聞いてんだよ??今のお前が俺に勝てると思ってんのかよ!!??」
恋の手が黒く光り、黒い光りの玉が総司目がけて飛んできた。
「総司っ!!」
「・・・天狼。俺の邪魔すんじゃねぇよっ!!!!」
黒い光りの玉が総司に当たる前に、天狼の掌に吸い込まれた。
「お前はこんな汚い手を使う奴じゃなかったはずだ。いつでも正々堂々と総司にケンカを売っていたのになぜだっ!!??」
「・・・・・答える必要など無い。それよりも、俺がカオスを支配するまでこっちでおとなしくしとけよ??」
「バカを言うなっ!!我がカオスに戻れば力など直ぐに戻るっ!!」
「・・お友達二人がどうなってもいいのか??」
「何っ!!??」
恋の掌に浮かんだ黒い玉に夢歌と水鬼の姿が写し出された。
「!!恋・・お前殺すっ!!!!」
総司が恋に殴りかかると、恋の姿が消え声だけが響いた。
「ゲームは始まってるんだよ。提案したのは俺じゃない。」

「華純(かすみ)だ。」

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