君からの手紙〜62〜
金曜日の夜、仕事を終え、嶋野と紀子は、札幌の空港にいた。
勇一からの連絡があり、ギリギリ最終便が手配出来たからだ。
「森田さん、悪いね。かなり、強行日程だから、俺1人でも良かったのに」
「いいんですよ。私こそ、無理やりついて行く形になってしまって、すみません」
「そんなことないよ。やっと…やっと全てのことが、解決しそうなんだ。俺は…俺はそれを、見届けようと思う。それが、どんな結末になったとしても…」
「結末?」
「ああ、多分…それぞれの未来とゆうか、出発点になると思う」
「そうか…そうですよね?なら、私も見届けます。荒木さんや、夕樹さん、そして周りの人達の、これからを」
2人とも、決心をしていた。
全ては、お互いに託された手紙から、様々な出会いがあった。
皆、何かしら心の傷を抱えていた。
勇一や幸子は、自分達もかかわっていた。
だから、例え自分達に、その先の未来が見えなかったとしても、自分達以外のこれからを見届けようとしていた。
「嶋野さん、もう1つ思ってることがあるんですけど…」
「もう1つ?どんなこと?」
「私の…私の勝手な思いですよ。今までのこと、もし…もし奥村さんや、由美さんの強い思いで、起こったことなら、きっと、空の上から見ていてくれてるんじゃないかなって…すみません、夢みたいなこと言って」
紀子の言葉に、勇一は、首を振った。
自分もそうであってほしいと思ったからだ。
「いや、俺もそう思うよ。そして、巡り合ってほしいんだ
奥村さんと、由美が。きっと…きっと巡り合うよ」
「そうですよね。そして、いつまでも見守っていてほしいですね」
「ああ、そうであってほしいよね。
いや、きっと見守ってくれるよ。それぞれの未来と幸せもね。森田さん、君のこともね」
「私は、そんな…嶋野さんは、自分のことは、どうなんですか?」
「うん、全てはね、由美から託された手紙から、いろいろあったし、俺は…手紙から始まった、全てのこと、見届けてから、から考えるよ。そうさせてくれ」「…わかりました。なら、私もそうします。そうさせてください」
2人は、もう反論しなかった。
お互い頷くと、東京行きの飛行機に乗った
勇一からの連絡があり、ギリギリ最終便が手配出来たからだ。
「森田さん、悪いね。かなり、強行日程だから、俺1人でも良かったのに」
「いいんですよ。私こそ、無理やりついて行く形になってしまって、すみません」
「そんなことないよ。やっと…やっと全てのことが、解決しそうなんだ。俺は…俺はそれを、見届けようと思う。それが、どんな結末になったとしても…」
「結末?」
「ああ、多分…それぞれの未来とゆうか、出発点になると思う」
「そうか…そうですよね?なら、私も見届けます。荒木さんや、夕樹さん、そして周りの人達の、これからを」
2人とも、決心をしていた。
全ては、お互いに託された手紙から、様々な出会いがあった。
皆、何かしら心の傷を抱えていた。
勇一や幸子は、自分達もかかわっていた。
だから、例え自分達に、その先の未来が見えなかったとしても、自分達以外のこれからを見届けようとしていた。
「嶋野さん、もう1つ思ってることがあるんですけど…」
「もう1つ?どんなこと?」
「私の…私の勝手な思いですよ。今までのこと、もし…もし奥村さんや、由美さんの強い思いで、起こったことなら、きっと、空の上から見ていてくれてるんじゃないかなって…すみません、夢みたいなこと言って」
紀子の言葉に、勇一は、首を振った。
自分もそうであってほしいと思ったからだ。
「いや、俺もそう思うよ。そして、巡り合ってほしいんだ
奥村さんと、由美が。きっと…きっと巡り合うよ」
「そうですよね。そして、いつまでも見守っていてほしいですね」
「ああ、そうであってほしいよね。
いや、きっと見守ってくれるよ。それぞれの未来と幸せもね。森田さん、君のこともね」
「私は、そんな…嶋野さんは、自分のことは、どうなんですか?」
「うん、全てはね、由美から託された手紙から、いろいろあったし、俺は…手紙から始まった、全てのこと、見届けてから、から考えるよ。そうさせてくれ」「…わかりました。なら、私もそうします。そうさせてください」
2人は、もう反論しなかった。
お互い頷くと、東京行きの飛行機に乗った
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