僕とカブトムシの恋愛事情〜2〜
僕の通う青嵐高校は僕の家から自転車でだいたい30分ぐらいだ。
三年も通っていると道にも慣れ、見飽きたものばかりでうんざりする…。
それに今日はあの゙夢゙のせいで寝不足もいいとこだった。
…あの゙夢゙…あれを見始めたのは高校に入ってからだ。
夏休みのある日に僕は初めてあの夢を見た。
夢から覚めても消えない嫌悪感…リアルな感覚。
最初はただの夢だと意識しないようにしていた。しかし一週間も続けば僕にはとても耐えられない。
僕は精神科に通うようになりやがて睡眠薬であの悪夢を抑えるようになった。
それから夏がすぎ、秋になり僕はまたあの夢を見るようになった。
なにが僕にあれを見せるかはわからない。
わからないのに何故涙が出るのだろうか―\r
冬になると夢は毎日は見なくなった。一週間に一度…1ヶ月に一度となり2年の夏にはみなくなった。
僕はそれでああ…悪夢は終わったのだと思っていた。
しかし2年の冬…僕はまたその夢を見始めたのだ…
そんなある日僕はある昆虫の幼虫と出会う。
それは昆虫の育成セットだった。幼虫から蛹となり夏には成虫になるというもの
虫は苦手なほうなのだがそれを手にとるまで迷いが自分にない事に僕は驚いた。
「決めた…」
帰りの僕は少し機嫌がよかった。
カブトムシ…
名前はカブタ
これが僕とカブタの出会いだった。
そして…本当に夢を見なくなった日だった
三年も通っていると道にも慣れ、見飽きたものばかりでうんざりする…。
それに今日はあの゙夢゙のせいで寝不足もいいとこだった。
…あの゙夢゙…あれを見始めたのは高校に入ってからだ。
夏休みのある日に僕は初めてあの夢を見た。
夢から覚めても消えない嫌悪感…リアルな感覚。
最初はただの夢だと意識しないようにしていた。しかし一週間も続けば僕にはとても耐えられない。
僕は精神科に通うようになりやがて睡眠薬であの悪夢を抑えるようになった。
それから夏がすぎ、秋になり僕はまたあの夢を見るようになった。
なにが僕にあれを見せるかはわからない。
わからないのに何故涙が出るのだろうか―\r
冬になると夢は毎日は見なくなった。一週間に一度…1ヶ月に一度となり2年の夏にはみなくなった。
僕はそれでああ…悪夢は終わったのだと思っていた。
しかし2年の冬…僕はまたその夢を見始めたのだ…
そんなある日僕はある昆虫の幼虫と出会う。
それは昆虫の育成セットだった。幼虫から蛹となり夏には成虫になるというもの
虫は苦手なほうなのだがそれを手にとるまで迷いが自分にない事に僕は驚いた。
「決めた…」
帰りの僕は少し機嫌がよかった。
カブトムシ…
名前はカブタ
これが僕とカブタの出会いだった。
そして…本当に夢を見なくなった日だった
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