消えた30の瞳 ?
どうやら、雪渓の厚さは3mで、その下は空洞の様だ。
矢口は、更にポールを押し込んだ。
すると、4m程で何かに当たった。
「地面か?」
矢口はそう思いながらも、更に押し込んだ。
多少の抵抗は有ったが、柔らかい地盤なのか、最後の1mも、楽に入っていった。
矢口は、その数値を手帳に書くために、ポールから手を離した。
次の瞬間、突き刺したはずのポールが、何かに押し戻されるように、1m以上も上がって来た。
「な、な、何だ!この下に、何が有るんだ!」
それを見ていた野崎も、驚きながら叫んだ。
「何だよ!この下に誰か居るのか?」
矢口は恐る恐る、もう一度ポールを押し込んで、手を離した。
すると又、ポールは上がって来た。
その時、大きな地鳴りがして、地震が起きた。
矢口は、更にポールを押し込んだ。
すると、4m程で何かに当たった。
「地面か?」
矢口はそう思いながらも、更に押し込んだ。
多少の抵抗は有ったが、柔らかい地盤なのか、最後の1mも、楽に入っていった。
矢口は、その数値を手帳に書くために、ポールから手を離した。
次の瞬間、突き刺したはずのポールが、何かに押し戻されるように、1m以上も上がって来た。
「な、な、何だ!この下に、何が有るんだ!」
それを見ていた野崎も、驚きながら叫んだ。
「何だよ!この下に誰か居るのか?」
矢口は恐る恐る、もう一度ポールを押し込んで、手を離した。
すると又、ポールは上がって来た。
その時、大きな地鳴りがして、地震が起きた。
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