携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> desteny??

desteny??

[256]  meeco  2009-09-15投稿
その日から二週間―\r

淳の家から仕事に通った。少しでも、淳と過ごしたいと言う気持ちからだった。
仕事が終われば、淳の家に帰宅し、夕飯を作って淳の帰りを待った―\r

花火大会の前夜―\r

午後八時半、私は、淳より先に夕飯の買い物を済ませて、帰宅し、夕飯を作り掛けた。その時、淳から、携帯電話に着信が有った。

「はい・・・。あっちゃん?」
「うん、今から帰るわ。」

「そう、今、ご飯作っててね・・・。私も、さっき帰って来たばっかりなんだけど。」
「疲れてるんなら、無理すんなよ、飯、何でも良いからさ。」

「無理してないよ、楽しいの、料理って。」

「そうか?じゃあ、良いけどさ・・・。明日、花火大会だよな?」

「うん・・・、行けそう?」

「夜は、店は任せるって言って有るから、大丈夫だと思うよ。」

「そう・・・。私は仕事、六時迄にして貰ったから、間に合うよ。」

「解った。俺も合わせる様にするよ。じゃあな・・・。」
淳と電話を切り、私は、夕食の準備を進めた。

三十分後―\r

淳は、帰宅した。

「ただいま・・・。」

「おかえり・・・。ご飯、もうすぐ出来るから。」

「旨そうじゃん、ハンバーグ?腹減ってんだよな。昼飯、喰う時間無かったんだ。」

「ちゃんと食べなきゃ駄目だよ・・・。」

「忙しいんだって。喰いたいんだけど、時間取れなくてよ・・・。」

「明日から、お弁当作ってあげる・・・。だから、ちゃんと食べてよ?」

「弁当かぁ・・・。香里の弁当は旨いから、嬉しいよ。でも、しんどいだろ?お前も仕事だし、朝早ぇだろ?」

「良いの、私の分も作るから。大丈夫・・・。」

それから、淳と私が夕食に作ったハンバーグを食べた。

一緒に狭いお風呂に入り、淳のベットで一緒に眠った。

この家で、淳と過ごした最後の夜だった―\r

この時は、そうなるとも思わずに、幸せを噛み締め、一瞬一瞬を過ごしていた―\r

翌日・花火大会当日の朝、八時―\r

私は、淳と一緒に、仕事に行く為に、一緒に家を出た―\r
私は、いつも通り仕事に向かい、淳は、私が作ったお弁当を手に、車で出掛けた。

店に向かった筈の淳は、実は、店に行って居なかった。
後で、事実を知る事になるとは、夢にも思わなかった。
淳は、店には行かず、中川の勤務先に出向いていた。

その後、麗華に逢いに行く事になっていた。

麗華には、中川の事、全てを話すつもりで、逢う約束をしていたのだった―\r


感想

感想はありません。

「 meeco 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス