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現実と夢の狭間で…本編?

[551]  満真  2006-07-31投稿
突然目が覚めた…喉が渇いたので、起きて水を飲もうと思った。
目の前にパソコンがある…え!?俺は何処に居るのか、居場所が判らなかった。
「何、居眠りしてんだよ」
俺の隣から声がする…同僚で、学生の頃からの付き合いがある男。そう、別名悪友と言う。『田中 真治』だ。
「俺…何で会社に?」
俺が言った言葉が、田中の耳に届いた。
「昨日、お前会社で徹夜しただろう?覚えてないのか?」
「徹夜…?」
記憶の糸を辿る…昨日は、女に振られてヤケ酒飲んで…占い婆にあって…。そこから記憶がない。
「寝ぼけているなァ。しゃあないかー、プレゼンあるし。お前、〆だからな」
「?」
ちょと待てよ…これって、3ヶ月前の出来事じゃないか!プレゼンがあって、俺はそのプレゼンの為に資料作って、原稿を書いていた事を思い出した。
「あ!!」
思わず、大声を上げてしまった。一斉に視線が集中する…背中に冷たいモノが走った。
「斉田君」
課長の声がした。俺は頭を下げて謝り、作業を続けた。
如何いう事だ?時間が逆戻りしている…俺はプレゼンを成功させて、その後に年棒を見直されたんじゃないか…。年棒を見直された後、能無しのゴマすり男の係長が左遷されたんだよなー、社内不倫が見付かって。
…これって、デジャヴって事か?
「おい、定時だぞ。今日は定時退社の日だぞ」
田中の声が俺の耳に届いた。
「嗚呼、そうだな…」
机の上に山済みになっている書類や資料を片付けて、俺は会社を出た。

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