DRAGON LOVER 34
「うわっ!!なんでいんだよ!!」
僕等は布団で体を隠す。
「しっ死神様…!いつからそこに…。」
「いつからって…さっきから…。」
死神は顔を赤らめて答える。
「おい!!いきなり来るのやめろよ!!プライバシーの侵害だぞっ!!」
「いや〜悪いね〜エリンを連れて来るように言われてさ…。」
「俺がばあさんとこ連れてくから、帰れよ!!」
僕は死神を追い払う。
「あ〜わかった。じゃあ帰るからな〜。」
そう言って姿を消す。
(なんてヤツだ!!)
僕はベッドから降りて服に着替える。
エリンは耳まで真っ赤にして服を着はじめた。
少し落ち着き、エリンを連れてばあさんのトコまで………。
家の前で、エリンは僕をじっと見る。
「どうした?入んないのか?」
「お祖母様…もう消えちゃうのかな…?」
今にも泣きそうな顔で、部屋に入ろうとしない…。
「…どうだろな。とにかく入ろう。」
エリンの手を引っ張り、ドアを開けた。
「やだ!!入んない!!」
僕の手を振り払って睨みつける。
「ダダこねたってしょうがねぇだろ?行くぞ。」
「う〜。ばかぁ〜。」
(ばかって………)
部屋に入ると、ばあさんは龍族の民族衣装をまとい、なにやら呪文を唱えている。
少しその姿にビックリする…。
「…なにやってんだ?」
指差しながら死神に聞く。
でも、死神は黙ったままだ。
「死神さま…。」
エリンは死神の腕を掴み揺さぶる。
「………エリンの為にやっているんだよ。」
エリンの髪をなでながら呟く。
「あたしの為…?」
ばあさんの体から沢山の妖力が溢れ出す。
その力は、ばあさんの目の前にある小ビンに吸い込まれていく。
「大丈夫なのか?妖力吸い取られてんぞ?」
僕は心配になり、死神の顔を見る。
「いいんだよ。ちょっと黙って見てろって。」
しばらくして、ばあさんはその場にじゃがみこむ。
「お祖母様!!」
妖力をほとんどあの小ビンに入れ、ばあさんの力は残っていないのがわかる。
エリンの頬をさすり、
「お前が真のペンドラゴンになる日がきたんじゃ…。」
と呟く。
ばあさんがもうすぐ消えてしまう…。
僕等は布団で体を隠す。
「しっ死神様…!いつからそこに…。」
「いつからって…さっきから…。」
死神は顔を赤らめて答える。
「おい!!いきなり来るのやめろよ!!プライバシーの侵害だぞっ!!」
「いや〜悪いね〜エリンを連れて来るように言われてさ…。」
「俺がばあさんとこ連れてくから、帰れよ!!」
僕は死神を追い払う。
「あ〜わかった。じゃあ帰るからな〜。」
そう言って姿を消す。
(なんてヤツだ!!)
僕はベッドから降りて服に着替える。
エリンは耳まで真っ赤にして服を着はじめた。
少し落ち着き、エリンを連れてばあさんのトコまで………。
家の前で、エリンは僕をじっと見る。
「どうした?入んないのか?」
「お祖母様…もう消えちゃうのかな…?」
今にも泣きそうな顔で、部屋に入ろうとしない…。
「…どうだろな。とにかく入ろう。」
エリンの手を引っ張り、ドアを開けた。
「やだ!!入んない!!」
僕の手を振り払って睨みつける。
「ダダこねたってしょうがねぇだろ?行くぞ。」
「う〜。ばかぁ〜。」
(ばかって………)
部屋に入ると、ばあさんは龍族の民族衣装をまとい、なにやら呪文を唱えている。
少しその姿にビックリする…。
「…なにやってんだ?」
指差しながら死神に聞く。
でも、死神は黙ったままだ。
「死神さま…。」
エリンは死神の腕を掴み揺さぶる。
「………エリンの為にやっているんだよ。」
エリンの髪をなでながら呟く。
「あたしの為…?」
ばあさんの体から沢山の妖力が溢れ出す。
その力は、ばあさんの目の前にある小ビンに吸い込まれていく。
「大丈夫なのか?妖力吸い取られてんぞ?」
僕は心配になり、死神の顔を見る。
「いいんだよ。ちょっと黙って見てろって。」
しばらくして、ばあさんはその場にじゃがみこむ。
「お祖母様!!」
妖力をほとんどあの小ビンに入れ、ばあさんの力は残っていないのがわかる。
エリンの頬をさすり、
「お前が真のペンドラゴンになる日がきたんじゃ…。」
と呟く。
ばあさんがもうすぐ消えてしまう…。
感想
- 21764: 感動です☆唯沙 [2011-01-16]
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