誰も愛さない人を愛する私【6】
ただ今11時30分。
スグルくんの希望で私達はお好み焼き屋さんに入った。
お昼前でお店にはすんなり入れた。
「サヤカちゃんは何にする?」
「う〜ん。
明太子餅がいいかなー。」
と、取り留めのない会話をしているとスグルくんが一言。
「俺、一人暮らしだから誰かと食事なんて久しぶりだよ。」
と、さらりと言った。
高校生で一人暮らし?
親は?
私は聞けなかった。
一人暮らしの理由を。
あまりにもさらりと言われたので
「そーなんだぁ〜。」
と、しか言えない自分が情けなかった。
食事が終わっても映画の時間まではお店で2人でまったりしていた。
その頃にはお店は満員だった。
1時半。
お店を出て映画館に向かった。
私はスグルくんと向かい合わせ座っていた緊張感から救われた。
本当はもっと見ていたかったけど恥ずかしかったから…。
人混みにまた紛れるとスグルくんすぐ私の近くに戻って来てくれた。
男の子と出かけるのが初めての私は緊張しっぱなしだ。
そして映画が始まった。
切ないラブストーリー。
映画もクライマックスになると涙がこぼれてきた。
ちらりとスグルくんを見るとスグルくんも泣いていた。
声をださず無表情の頬に涙が流れていた。
スグルくんの希望で私達はお好み焼き屋さんに入った。
お昼前でお店にはすんなり入れた。
「サヤカちゃんは何にする?」
「う〜ん。
明太子餅がいいかなー。」
と、取り留めのない会話をしているとスグルくんが一言。
「俺、一人暮らしだから誰かと食事なんて久しぶりだよ。」
と、さらりと言った。
高校生で一人暮らし?
親は?
私は聞けなかった。
一人暮らしの理由を。
あまりにもさらりと言われたので
「そーなんだぁ〜。」
と、しか言えない自分が情けなかった。
食事が終わっても映画の時間まではお店で2人でまったりしていた。
その頃にはお店は満員だった。
1時半。
お店を出て映画館に向かった。
私はスグルくんと向かい合わせ座っていた緊張感から救われた。
本当はもっと見ていたかったけど恥ずかしかったから…。
人混みにまた紛れるとスグルくんすぐ私の近くに戻って来てくれた。
男の子と出かけるのが初めての私は緊張しっぱなしだ。
そして映画が始まった。
切ないラブストーリー。
映画もクライマックスになると涙がこぼれてきた。
ちらりとスグルくんを見るとスグルくんも泣いていた。
声をださず無表情の頬に涙が流れていた。
感想
感想はありません。
「 唯沙 」の携帯小説
- リレー小説『王国の掟』11話〜唯沙〜
- リレー小説「王国の掟」〜唯沙〜
- リレー小説「王国の掟」第5話〜唯沙〜
- リレー小説「王国の掟」第2話〜唯沙〜
- リレー小説「ある物語〜17〜」唯沙
- リレー小説「ある物語〜15〜」唯沙
- リレー小説「ある物語〜13〜」唯沙