告白-完結-
「好き…たかし…」
たかしはどんな顔をするの?
たかしは私の手を強くつかんで体育館の外へ引っ張っていった
たかしは振り向いていった
「焦る…ゆかがいきなりかわいくなるから…」
―え…?
「俺ばっか意識して中学の頃と同じにできなかったから…」
―え…?
「先輩もゆかのこと好きだとかいいはじめるし…」
手首を引き寄せられ
たかしの胸に私の頭があたる
「…俺のだ…誰にも渡さねぇ…ずっと好きだ…」
たかし…
「…私もずっとずっと好き…」
涙がでた
たかしは
「体育館に戻ろう、お願いがあるんだ」
といった
そして
「俺が?番得意な?ポイント右??からゆかのパスでゴール決めたら…?つお願い聞いてほしい」
といった
なんだろうと思ったけど
「…うん?」
と答えた
パスを出す
たかしのドリブル
ジャンプ
そしてボールを放る
全ての動きが美しい
そして今まで見たよりももっと美しい孤を描いて
リングにボールが吸い込まれていく
「…付き合ってください」
……
「はい…」
たかしは走ってきて私を抱きしめる
想い続けたたかしの隣
私は今幸せです
おわり
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