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永遠に愛しい・・49

[383]  しゅーり  2009-09-19投稿
「藤本!」

「は、はい」

「晶が世話になってるらしいな、まじで、ありがとな」

女連中に頭を下げた時のように

今度は、オレの目の前に来て

オレに向かって頭を下げてきた

仁先輩に頭を下げらるなんて

多分、同じ事をされた女連中以上にビックリして戸惑っているオレ

「そんな、仁先輩、頭上げて下さい」

その光景に、あまりにも困ったオレは

なぜか、思わず仁先輩より更に深々と頭を下げてしまった

丁度その時

非常階段の重い扉が開く音がした

きっとヒロ達だ!

そう思ったオレは下げていた頭はそのままで

顔だけを扉の方へと向ける
思った通り、ヒロとコッスーと佐野

それに、いつもここに居るが、口数がそう多くないため影のうすいマサちゃん

オレと女連中以外の、いつもの四人が

当然仁先輩が居る事など知るはずもなく

ゲラゲラと笑いながら、いつもの調子でやって来た

それに気付いた仁先輩も

やっと下げていた頭を上げ
扉の方に目をやった。

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