DRAGON LOVER 38
「ハーン…起きてよ…。」
気が付くと、僕の家にいた。
エリンはずっと泣いていたに違いない…。目元が腫れて赤くなっていた…。
「エリン…。大丈夫か?」
僕はエリンの髪を触り、口元へもってくる。
「あたし…。ハーンに酷い事…。」
僕は起き上がり、エリンの頬にキスをする。
「いいんだ…。気にすんな…。思ったより楽しかったし、お前とのバトル。」
笑いながら僕はエリンにもう一度キスをしようとした…が…。
「あの〜俺もいるんですけど〜。」
申し訳なさそうに、死神が割り込んでくる。
「最初から居るって言えよ!!変態!!」
いつもいいときに邪魔をする。
「そんなに怒るなよ〜俺のお家ぶっ壊されたし…。」
しょんぼりする死神。
それを見たエリンは…。
「ごめんなさい死神様…。」
そしてエリンもしょんぼり…。
「あっ!いいんだよエリン!怒ってないよ!」
エリンには甘い…。
それがとても腹立つ。
「エリン…覚えてるのか?自分がペンドラゴンに変身した時…。」
「うん…。最後の方は…。禁断の魔力の呪文が聞こえて、それで気が付いた。」
「これからも、変身したら自分を忘れてしまうのか…?」
「そうはならないけど…。」
俯いて、何やら悩んでいる。
「…?どうした?」
「あのね…さっき、少し試してみたんだけど、どうしでもペンドラゴンにならないんだよね…。」
エリンは何故だかわからないと言う。
死神は…。
「多分、まだコントロールが出来ないでいるんだよ。今は感情の高ぶりとかでペンドラゴンになるみたいだけど…。慣れるまでは仕方ないかもな…。」
ばあさんが消えてしまって、エリンには重い重圧がかかる。
それを守っていく僕にも、重くのしかかる…。
「エリン…。心配すんな。必ず俺がそばにいるから…。」
強く手を握り、エリンの顔を見つめる。
「所で…死神はこれからど〜すんだ?家壊れたんだろ?」
「それ…なんだけど…ここにいていい??」
かわいく問い掛けてくる死神…。
腹立つ顔…。
「わぁ〜♪死神様も一緒に暮らすの〜?」
嬉しそうにはしゃぐエリン…。
もう…どうにでもして…。
5章 終り
気が付くと、僕の家にいた。
エリンはずっと泣いていたに違いない…。目元が腫れて赤くなっていた…。
「エリン…。大丈夫か?」
僕はエリンの髪を触り、口元へもってくる。
「あたし…。ハーンに酷い事…。」
僕は起き上がり、エリンの頬にキスをする。
「いいんだ…。気にすんな…。思ったより楽しかったし、お前とのバトル。」
笑いながら僕はエリンにもう一度キスをしようとした…が…。
「あの〜俺もいるんですけど〜。」
申し訳なさそうに、死神が割り込んでくる。
「最初から居るって言えよ!!変態!!」
いつもいいときに邪魔をする。
「そんなに怒るなよ〜俺のお家ぶっ壊されたし…。」
しょんぼりする死神。
それを見たエリンは…。
「ごめんなさい死神様…。」
そしてエリンもしょんぼり…。
「あっ!いいんだよエリン!怒ってないよ!」
エリンには甘い…。
それがとても腹立つ。
「エリン…覚えてるのか?自分がペンドラゴンに変身した時…。」
「うん…。最後の方は…。禁断の魔力の呪文が聞こえて、それで気が付いた。」
「これからも、変身したら自分を忘れてしまうのか…?」
「そうはならないけど…。」
俯いて、何やら悩んでいる。
「…?どうした?」
「あのね…さっき、少し試してみたんだけど、どうしでもペンドラゴンにならないんだよね…。」
エリンは何故だかわからないと言う。
死神は…。
「多分、まだコントロールが出来ないでいるんだよ。今は感情の高ぶりとかでペンドラゴンになるみたいだけど…。慣れるまでは仕方ないかもな…。」
ばあさんが消えてしまって、エリンには重い重圧がかかる。
それを守っていく僕にも、重くのしかかる…。
「エリン…。心配すんな。必ず俺がそばにいるから…。」
強く手を握り、エリンの顔を見つめる。
「所で…死神はこれからど〜すんだ?家壊れたんだろ?」
「それ…なんだけど…ここにいていい??」
かわいく問い掛けてくる死神…。
腹立つ顔…。
「わぁ〜♪死神様も一緒に暮らすの〜?」
嬉しそうにはしゃぐエリン…。
もう…どうにでもして…。
5章 終り
感想
- 21860: いやぁ〜!面白いですね☆唯沙 [2011-01-16]
- 21873: 姫♪いつもコメントありがとね♪キム [2011-01-16]
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