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永遠に愛しい・・50

[359]  しゅーり  2009-09-21投稿
非常階段に一歩入り

目の前に仁先輩が居るという事に気付いたヒロとイッシーが

想像もしていなかったその光景に驚き、その場に呆然としたまま、ただ吊ったっている事しかできないといった心境で立ち止まっていた

そして、ヒロとイッシーの後ろにいて、まだ仁先輩の存在に気付いていない佐野とマサちゃん

扉をふさぐよう立ち止まったままの、ヒロとイッシーに、佐野が

「オイ!何やってんだよ、こんなとこで立ち止まってないで早く行けよ」

佐野のその言葉に、ヒロとイッシーはやっと我にかえっようで

「どうもっ」

と、佐野への返事は全く無視をし、仁先輩に頭を下げ挨拶をした。
誰に挨拶してるんだ?と不思議に思った佐野とマサちゃんも

まだ扉の所に吊ったったままのヒロとイッシーを押し退けるように入って来た

そして仁先輩の存在に気付いた佐野とマサちゃんも

さっきのヒロとイッシーのように呆然とした表情になり、そしてすぐに

「あっ、ど、どうもー」

と同じく仁先輩に頭を下げ、挨拶をした。

挨拶はしたものの、その場の状況をまだ把握できないでいる四人

四人を代表するかのようにヒロが

「まさか仁先輩がこんなとこに居るとは思わなかったっすよ、なんかあったんすか?」

そう聞きながら、それと同時にやっと、いつもは居るはずのない晶までもが居る事に気付き、また少し驚いた表情になった

「まぁ、ちょっとな」

仁先輩はそう言うと、ズボンの後ろのポケットから財布を取り出し

「晶、おまえちょっとこれでここに居る人数分のジュース買って来いよ」

と、晶に財布を渡した

「うん、わかった」

晶は仁先輩から財布を受け取ると、オレの方にやって来て

「藤本昌平君、お願い」

抱いていたニチをオレに渡してきた

「お、おう」

ニチをしっかり抱くオレを見て、ニコッっと笑うと、晶は非常階段を降りて行った

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