「好き」って言えたらいいのにな…4話
「おはよう大塚君!」
「おはよう…。」
拓也は、今日も女子からの人気が凄い。挨拶だって何回もしている。奈々は、大塚の周りに寄ってくる女子が自分にぶつかりイライラしていた。
「………。」(ウザイ…。早く自分の席に戻れよ。)
そう思った時だった、やっとチャイムが鳴った。奈々は、ホッとした。
「……ねぇ、奈々ここの学校の女子ってみんなこんな感じなの?」
「……ううん、一部の人だけ。」
「へー。」
「それはそうと、拓也今日は、ちゃんと教科書貰ってよね。」
拓也は、めんどくさそうに
「ハイハイ。」と言った。
授業が終わり放課後の部活で京子が泣いているのを見た。私は、どうしていいのか分からなかったけど話しを聞いてみた。
「京子どうしたの?」
「…?奈々?」京子は、一瞬驚いていたが目をこすりながら泣いていた事をごまかした。
「京子なんかあったの?」
京子は、作り笑いをしながら
「何でも無いよ、ただ目にゴミが入って…。」
直ぐに嘘だと分かったがそれ以上何も言わなかった。
その後京子は、気分が悪いと部活を途中で抜けた。
私は、家に帰ると拓也にメールを送った。今日の事を話したのだ。すると拓也は、
そっかあ。何があった
のなぁ。心配だな(-.-;)
位しかかえって来なかった。
(もう少し心配しろよ…。)
私は、明日京子に今日の事をちゃんと聴こうと思った。
* 続く*
「おはよう…。」
拓也は、今日も女子からの人気が凄い。挨拶だって何回もしている。奈々は、大塚の周りに寄ってくる女子が自分にぶつかりイライラしていた。
「………。」(ウザイ…。早く自分の席に戻れよ。)
そう思った時だった、やっとチャイムが鳴った。奈々は、ホッとした。
「……ねぇ、奈々ここの学校の女子ってみんなこんな感じなの?」
「……ううん、一部の人だけ。」
「へー。」
「それはそうと、拓也今日は、ちゃんと教科書貰ってよね。」
拓也は、めんどくさそうに
「ハイハイ。」と言った。
授業が終わり放課後の部活で京子が泣いているのを見た。私は、どうしていいのか分からなかったけど話しを聞いてみた。
「京子どうしたの?」
「…?奈々?」京子は、一瞬驚いていたが目をこすりながら泣いていた事をごまかした。
「京子なんかあったの?」
京子は、作り笑いをしながら
「何でも無いよ、ただ目にゴミが入って…。」
直ぐに嘘だと分かったがそれ以上何も言わなかった。
その後京子は、気分が悪いと部活を途中で抜けた。
私は、家に帰ると拓也にメールを送った。今日の事を話したのだ。すると拓也は、
そっかあ。何があった
のなぁ。心配だな(-.-;)
位しかかえって来なかった。
(もう少し心配しろよ…。)
私は、明日京子に今日の事をちゃんと聴こうと思った。
* 続く*
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