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天才は天敵2

[258]  まなか  2006-08-01投稿
「なぁ、もうそろそろ神楽とか帰って・・・」
「ただいまーーー!!!!」
「おかえりぃ」
ここには7人が暮らしてるといいましたよね。あとの2人がこの神楽(かぐら)の大樹(大樹)。この2人は、校内1のバカッップルで、神楽のおなかの中には2人の子が宿っています。
「もう、大丈夫?一人の体じゃないんだからね。」
と、神楽の持っていた買い物袋をもっ根はやさしい亜紀。
「そだ、潤花。校長が呼んでたぞ。」
「へ?。なんだろ〜。まっ 明日でいいかぁ」
「また馬鹿やったんだろ。お前だから彼氏できねぇんだよ」
「なんだとー。」
寮内を誠の潤花の足音が響きわたる。
「誠もあー言わなきゃいいのに」
「しかたがないって 誠は潤花の事スキなんだから」
あたし以外誠の気持ちに気づいてるらしい。
こんな生活があたしは好きだ。本当の家族よりもみんなのことが大好きで
大好きでずっとここにいたくなるんです。わたしは中学のころ姉がそれだと言うことで友達が1人もいなかった、先生には目をつけられるし、先輩にはにらまれるし、散々な中学生かつでした。・・・笑
「おーぃ。潤花!?。どうした?」
「はぁ?」
「飯だって。」
あたしはこの時間は1番好きです。こうして皆と話しているといやな事も忘れられるから。
「で潤花の初恋っていつ?」
と、明るくあたしにフル加奈。
「なななんあなななな・・・」
誠は麦茶を噴出した。
「きてねぇー・・・。あたしはね。小2だよ」
「へぇ〜どんな人?」
金髪のなびかせながら興味深々で聞く聖夜。
「えーっと、やさしくて勉強も運動もできた人だったなぁ。
家が近所でいっつも一緒にいたんだぁ」
うっとりした顔をしながら語る潤花に誠がイチャモンをつける
「勉強が出来たって言っても小2だろ。楽チンじゃん」
「はぁーー できたの。クラスで1番最初に掛け算できたんだから。」
潤花が反撃。そこで亜紀が
「誠は今でも掛け算できてないんじゃん笑」
全員大爆笑でこの話は幕を閉じた。
そういえば一騎(いっき)元気かなぁ。この一騎って言うのがあたしの初恋の人なんです。 また 会いたいなぁ。
        つづく

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